『手が届かないのでラインが回収できないよ〜』というあなたへ
困ったな〜
( ̄〜 ̄)ζ
まず、自分のライザーを眺めてください。
ライザー - ネジのついた金具 - ラインとつながっていますね。
*1 ネジのついた金具には熱収縮チューブ(黒っぽいゴムのようなもの)が巻かれているか、リングの中央にプラスチックの部品がはめ込まれていると思います。
という事で、次にご紹介するのは”ラインをばらす”回収法です。
メリットとしてはキャノピー側から引っ張れば簡単に回収できます。これには工具が必要になります。
*2 上記で紹介したプラスチックはめ込み式のライザーを使用しているグライダーではナイフは必要ありませんが、いざというときの為にすぐに取り出せる所にナイフをしまっておいた方がよいでしょう。
*3 ショップでナイフとペンチが一緒になったコンパクトなツールを取り扱っていると思いますので聞いてみると良いでしょう。(個人的にはのこぎりをもつくらいなら、こちらを持って欲しい)
具体的な作業手順ですが、
1.保護カバーをはずす。
・熱収縮チューブの場合:熱収縮チューブをナイフで切り、取り外す。
*4 ゴミは自分のポケットへ
*5 再利用出来ないので、新しいものを後で買う事になります。(数十円くらい/個)
・はめ込んであるプラスチックの場合
金具中央のプラスチックの部品を強く押してはずします。
*6 このタイプはまた使えるのでなくさないように!
2.ライザーとラインをとめている金具のネジをゆるめる。
このネジが通常はなかなかはずれないため、ペンチを使ってゆるめます。
また、このネジは完全には取れませんのでラインが抜けるくらいの隙間があけばOKです。
3.金具からラインを抜いてばらす。
金具はライザー側につけておけばよいでしょう。
4.ブレークコードのラインをはずす。
もしブレークコードをライザーに付けたままで回収できるのなら、外さないほうが後で楽です。
また、今の長さが分かるような目印をつけておくと元に戻す作業が容易になります。
*7ちなみにブレークコードは結んであるだけです。
5.グライダーの回収に取り掛かる。