| ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 |
11部門
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11部門
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| マスター・アンド・コマンダー |
10部門
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2部門
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| シービスケット |
7部門
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0部門
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| Cold Mountain |
7部門
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1部門
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| ミスティック・リバー |
6部門
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2部門
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| パイレーツ・オブ・ カリビアン |
5部門
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0部門
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| Lost in Translation |
4部門
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1部門
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| シティ・オブ・ゴッド |
4部門
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0部門
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| ラスト・サムライ |
4部門
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0部門
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| ファインディング・ニモ |
2部門
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1部門
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| みなさん、さようなら |
2部門
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1部門
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| Monster |
1部門
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1部門
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| ノー・サプライズ。それはそれでよいのだけれど。 まさかまさかのノーサプライズ。主要部門はブロードキャスト、ゴールデン・グローブ賞とまったく同じ結果という、アカデミーが最も恐れていたはずの事態が現実となった。 授賞式自体は現役No.1ホスト、ビリー・クリスタルの復帰のおかげで盛り上がったものの、受賞結果だけを見れば、どうにも単調で刺激のない一夜になってしまったことは否めない。主要部門が本命サイドなら、技術賞部門は『〜王の帰還』が総取りしてしまうという何ともわかりやすいこの結果、軽い脱力感を味わってしまったのは僕だけ? サプライズというのは、毎年どこかで必ず起こるもので、昨年などは主演男優賞と監督賞で2度も驚かされたもんです。こういう番狂わせは、受賞者にとっても喜びは大きく、スピーチでもドラマを生むもの。そういう意味では、本命サイドの受賞に終始した今回は、みな一様にホッとした様子でメモした内容を読み上げるというドラマ性の薄い式になってしまったのが残念だ。 マーレイ無念。でも今回はショーン・ペンで! まあ授賞式としては残念な結果なのだが、逆に言えば受賞すべき人が順当に受賞した、偏りのない投票だったとも言える。特に主演男優賞を受賞したショーン・ペンは、演技、キャリア双方が評価されての文句ない結果。もちろん、賞を争ったビル・マーレイにもオスカー像をあげたいけれど、今回はペンでいいんじゃないでしょうか。それこそ4度目の候補なのだし、順番はこちらが先で然るべき。当然そんな考えが会員たちにもあったに違いない。 マーレイは次がチャンス。ロビン・ウィリアムズが何度か主演賞を逃した後で助演賞を受賞したように、マーレイも次にノミネートされることがあれば、今度こそ最有力ということになるだろう。 俳優組合賞を受賞して一転有力視されていたデップの落選も残念だったが、若い彼はこれから先いくらでもチャンスがある。今回のノミネートでアカデミーからの歩み寄りが見られたわけだし、彼がこれまでのようにポリシーを持って仕事していれば、黙っていてもオスカー像は手に入るだろう。 セロンはどこへゆく? 主演女優賞のシャリーズ・セロンは、オスカー受賞で大きな転機を迎えるはずだ。これまではどちらかと言うと美貌が邪魔をして映画の添え物的存在に終始していた印象だが、アカデミー賞女優と言う看板が付いて回るこれからは、美貌が逆に武器になる。美貌と演技力を兼ね添えた存在としてハリウッドで重宝されるだろう。次回作は何と人気アニメの映画化だそうで、アンジェリーナ・ジョリーがオスカー受賞後に『トゥーム・レイダー』でBoxOfficeスターになったのと同じ路線を歩む様子。ニコラス・ケイジもそうだが、あまり金儲けに走るとキャリアのプラスにはならないので注意して欲しいところ。 ダイアン・キートンは20年の歳月を経て2つ目のオスカーを手にする最大のチャンスだったが、やはり対象作品がコメディというのが嫌われたか。それに、若きスターの誕生を望むハリウッドの潮流は彼女には大きなハンディだったということも言える。授賞式直前には13歳の ケイシャ・キャッスル・ヒューズの存在が急浮上したくらいだし、今回は流れが味方しなかった。 そのヒューズ、ウィナー投票受付が始まると、ハリウッドの有名俳優数名が彼女に投票したと打ち明け、一躍有力視された。しかもニュージーランド出身ということも手伝い、『〜王の帰還』というクジラに乗って、文字通りWhale Riderとなりそうな気配を漂わせていた。結果は惜しくも落選ということになったが、年齢的にはまだまだ先がある。次回作は『エピソード3』に決定しているということなので、まずは子役からの脱皮がうまくいくことを祈りたい。 謙さんの再スタート 助演男優賞受賞のティム・ロビンスは、政治的発言で問題児扱いされたかつてのイメージは消えうせ、スピーチでもお行儀のよい態度に終始した。唯一の懸念材料とされた部分が解消されていたのだから、我らが謙さんの落選もやむなしといったところ。俳優としての結果は残したティム、この先はどこへ向かうのだろう?とりあえず次回作としてマイケル・ウィンターボトム監督の『Code 46』が控えているが、このまま俳優業をメインに活動するのだろうか。個人的には監督業にも精を出して欲しいと願ってやまないのだが・・・。 一方で謙さんは『Batman Begins』への出演が決まり、ハリウッドで本格的なスタートを切る模様。これは嬉しい限りで、まずは若き才人クリストファー・ノーランとの仕事でたくさんのことを学び取って欲しい(なんて偉そうなこといってごめんなさい)。 レニーはますます順調。でも次のオスカーは? 助演女優賞のレニー・ゼルヴィガー。『ブリ日記2』ではかなりおいしいギャラを手にしている彼女、ミラマックスとの蜜月関係も続きそうで、今後ますます活躍が期待できそうだ。今回助演賞を手にしたことで、若い彼女が次にオスカー像を手にするのは当分先の話になりそう。今後も精力的に演技力を要求される役柄にトライしていくだろうが、アカデミーの甘い顔は今回限りかもしれない。まあ、お気に入り女優であることに間違いはないので、ノミネートまではいけるだろうが。 ショーレイ・アグダシュルーは、謙さん同様、今回のオスカー候補でかなりの注目を集めただけに、今後はハリウッドでの活躍が期待される。映画では耐え忍ぶ妻として地味に徹したが、本来はなかなかの美形女優と評判で、幅広い役柄をこなすポテンシャルは秘めている。今後に要注目だ。 パトリシア・クラークソンは演技力とその風貌からも、脇を固める演技派として今後ますます重宝されることだろう。出演するだけで作品のランクがあがる俳優というものが存在するが、彼女がそういう存在になる日も遠くないと見ている。 たそがれ残念。相手が悪かった。 外国語映画賞部門では、おしくも『たそがれ清兵衛』が落選。かなりの接戦だったということで無念の思いも一入だが、世界のベスト5入りしただけでも十分な快挙。拍手を贈りたい。受賞はカナダの『みなさん、さようなら』。監督のドゥニ・アルカンは過去この部門で2度もノミネートを受けているツワモノ。実績では他候補を2枚も3枚も上回っていた。当然今回の作品に対する評価も高く、前哨戦では『シティ・オブ・ゴッド』に渡り合う結果を残していただけに、この結果は当然といえる。日本ではGWに公開予定。 他、技術部門はほとんどが『〜王の帰還』で、他は『マスター・アンド・コマンダー』というわかりやすすぎる結果となったので、さして言及する部分も見当たらない。強いて言うなら、『〜王の帰還』が得た脚色賞と編集賞は、より優れた内容の『シティ・オブ・ゴッド』が受賞してもおかしくなかった。この2部門に代表されるように、今年は『〜王の帰還』がシリーズ3作分の評価を受けての圧勝となったわけで、同じ年に候補になってしまった他作品は、つくづく運がなかったと嘆くしかない。 さて、来年はどんな作品がどんなドラマを生んでくれるのか−。! |