Ayutthaya, Thailand

 昔のタイの首都 アユタヤはバンコクから北に約85km。
 18世紀にビルマ軍に破壊された
アユタヤ遺跡は一箇所にまとまっているのかと思っていたら、そうではなくて、数kmの範囲に点在しており、ここは ワット・ブラ・マハタートという遺跡。
 とくに、ここの仏像はことごとく破壊されて首がなく、例外として首のある仏像が一体ありましたが、これは後で復元したものではないかと思います。
 右側に大きな仏塔の跡がありますが、殆ど崩れて数mの高さのレンガの残骸だけが残っていました。
 (RICOH-GR1)




 ここは、1491年に建てられた王族の守護寺院 ワット・ブラ・シー・サンペット。左3つの城のようなものは歴代の王様の仏塔で、手前の小さなもの偉い人の仏塔だそうです。現地ガイドの話では、アユタヤは金の産地で、金ははがされて持ち去られたとか。

 人気の殆どない夕日の当たった遺跡を見ていると、当時はどんな光景だったのだろうかと、ふとロマンを感じた 爺 でした。 それにしても、現代まで人が住まずに放置したままで残された遺跡とは貴重ですね。 
(RICHO-GR1)