GUAM 

 グアムは東京から約2500km、約3時間のフライト、時差+1時間の距離にあり、島の大きさは淡路島くらいです。人口約16万人、その約40%がチャモロ人、約24%がフィリピン人、その他はアメリカ人、中国人、韓国人、日本人などです。

 この島は、原住人→スペイン→アメリカ→日本→アメリカ とめまぐるしく領主が変わり、第二次世界大戦の終わりの頃は、「空の要塞」と云われた超大型爆撃機 B29 が 原爆 を含む各種の爆弾を搭載して日本本土へ向かって飛び立った基地でもありました。

 戦後60年の現在の島の経済は、主に、「米国の軍事予算」と「日本人の観光収入」で支えられているようで、時の流れを感じます。



Two Lovers Point, Guam

 グアムの景勝地といわれる 恋人岬 (Two Lovers Point) 。中央の展望台に入るのに $3 支払います。




 展望台から南方向の タモン湾 (Tumon Bay) の眺望。岸に沿って延々と白波が立っている部分は、珊瑚礁が急に立ち上がっているいわゆるバリアリーフ。

 左側の最手前の台形の建物がニッコー・グアム。右端は オカ (Oca)。オカ の向こう側は アガニャ湾 (Agana Bay)




 海抜120mの展望台から真下を見る。恋人同士が結婚問題に悩んでこの岬から身を投じたと伝えられています。類似の話は世界各地にあり、日本の歌舞伎にも、傾城(けいせい)がいやな旦那に身請けされるぐらいなら好きな彼氏と 恋の道行(みちゆき) の話を連想します。




 ニッコー・ガアムの入口からロビーを通ってビーチ沿い右方向5分位歩くと、ここ ガン・ビーチ (Gun Beach)に来ます。右側に 恋人岬の展望台が西洋のお城のように見えます。そういえば、この構図、ハワイ・ワイキキ・ビーチのダイヤモンドヘッドに似ていますね。