2005年3月21日リリース |
東京都と国土交通省京浜河川事務所が公開しているハザード・マップから久が原関係の部分を抜粋してご紹介します。
東京都では直下地震の被害想定に関する調査を実施して、中央防災会議が切迫性を指摘したフィリピン海プレート上面に沿うプレート境界で地震が発生した場合、東京都の揺れの強さと被害がどのようになるかを想定しています。
地震の条件は以下の様に設定されています。以下の被害想定は、上記4つの震源想定の中で最も被害状況が大きいと想定される「区部直下」の被害想定です。
1.震源地 区部直下、多摩直下、神奈川県境直下、埼玉県境直下
直下地震はどこでも起こる可能性があるため、都内4ヶ所の震源を設定しています。2.規模 M7.2 3.発生時刻 冬の平日午後6時頃 4.気象条件 晴れ、風速6m/秒
危険度マップ
用語の説明
多摩川を管理する国土交通省京浜河川事務所では大雨によって万が一堤防が決壊して氾濫した場合に予想される浸水のエリアとその深さの状況をシミュレーションによって求めて、浸水想定区域図として公開しています。多摩川は200年に一度程度の確率で大雨による洪水が発生しています。近年の大洪水としては明治43年(1910年)の東京大洪水が有名で、この時の多摩川の洪水は大井町方面まで広がったと伝えられています。(この時の洪水の様子はこちらをクリック。
久が原の浸水想定区域図
0.5m未満 0.5m〜1.0m未満 1.0m〜2.0m未満 2.0m〜5.0m未満 5.0m以上 |
久が原の各町丁目は幸いにして呑川に沿った道路部分以外は浸水想定区域に含まれていませんが、南側に隣接する千鳥1丁目までは多摩川の洪水が達する可能性があることが判ります。
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