○展示作品より
佐藤時啓「光−呼吸シリーズ CC#30」
1992(平成4)年制作
94×118cm
チバクローム
徳永雅之「Scene Y&P 1998」
1998(平成10)年制作
190×240cm
アクリル・雲肌麻紙・パネル
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現代美術をわかりやすく解説する「現代美術の手法」シリーズの第6回展として、「光とその表現」展を開催いたし
ます。
私たちの見ることを前提とした造形美術では、光の表現はとても大切な意味をもっています。
現代では、光や影を描写したり、作品に投影するだけではなく、ランプなどの照明装置を使用して、作品自体が発光
するライト・アートや立体作品も多数制作されています。このように光を描くことから作品自体が光そのものとなる傾向
は、展示会場全体を使ったインスタレーションへと展開していきます。
今回の展覧会では、わが国の現代作家のなかから光の表現を主要テーマとする画家や彫刻家、造形作家13名の作品
を紹介します。写真、絵画、立体造形、インスタレーションを通じて表現される、多彩な光の表現をぜひご覧ください。
<< 出品作家 >>
石井勢津子、上田薫、瑛九、倉重光則、小山利枝子、作間敏宏、佐藤時啓、杉本博司、高橋洋子、徳永雅之、菱山裕子、
山口勝弘、吉永裕 |