大森青べかカヌークラブ

羽田空港での有害鳥獣駆除

ハンターに注意してください

鳥が航空機に衝突するバードストライクは、
空港関係者にとって点検・修理等の経費がかかり避けたい問題です。
そのため、毎年500羽以上の鳥が撃たれています。中には貴重な渡り鳥や猛禽類も撃たれています。

東京都の鳥獣保護担当係りに確認したところ、
滑走路周辺での許可であり、
空港施設から外に向けての発砲は許可されていません。

ところが、私は以前に森が崎側をカヤックで歩いている時に、
空港敷地外の水面にいた カルガモ夫婦が撃たれました。
また、同じ場所で昨年、空港敷地外にいた チュウシャクシギという貴重な渡り鳥が撃たれました。

空港の敷地外に向けて発砲している現場を見たら、
下記へ連絡してください。

東京都環境局 自然保護部計画課 鳥獣保護担当 03-5388-3504




(財)航空保安協会の職員が猟銃をもって見回っています。

空港敷地外に向けて実弾を撃つことがありますので
注意してください。


この職員に、「海に落ちた鳥は回収するのですか?」
と聞くと、「外に向けて撃つことは無い」と明言しました。
平成13年11月25日(日)午後2時頃

これは外に向けたことになります。
シェルクラッカー(音の発生により鳥を威嚇するための空砲):上空の白い煙

だれが許可を与えているのか?

東京都が
(財)航空保安協会からの有害鳥獣の駆除申請を受け 許可を与えています。



問題点
  1. 空港という一般人が立入れない場所であり、外部から見えにくい場所のため、駆除の監視ができない。鳥獣保護員が立入りを申出たが、認められなかった。
  2. 法的、人的体制の不備があるために、駆除した死体の確認(種類・数)がない。また、死体の処理は当事者に任されている。(東京都の姿勢の問題)
  3. 有害駆除の目的は、バードストライクを回避することであるが、平成11年と12年のバードストライクの発生件数は140羽前後で、年間の駆除数は500羽前後である。2年間だけで判断は出来ないが、これまでのバードストライク件数と駆除数を検討すれば、駆除の効果判定が可能であろう。 唯一殺すことだけがバードストライクの回避策ではないと考えるからである。
  4. 空港敷地外で殺したことについて、保安協会は否定しているようですが、複数の者が確認していることです。



羽を休めるスズガモ