イギリスなどヨーロッパで主流のタイプ。アメリカタイプに比べると骨太で、背中は首の付け根から腰まで水平で、全体的に丸みがあります。目は丸くて大きめ。クリームに近い薄いゴールド色の被毛が魅力的です。
アメリカタイプのほうが陽気で元気が良く、イギリスタイプはおっとりしている印象という人もいます。

イギリスタイプ
ゴールデン
  英国貴族のトゥイードマス卿が、金色の美しいレトリーバーを望み、作出。ウェイビーコーテッド・レトリーバーやセターのミックス犬が直接の先祖犬だと考えられています。アメリカタイプのゴールデン、イギリスタイプのゴールデンでは多少外見や性質に違いがあります。
アメリカタイプ
 アメリカ、オーストラリア、日本などに多いゴールデン。イギリスタイプに比べると顔は細く、目はアーモンド形、首の付け根が高く、腰に向けて傾斜がある背中なので大きく見られることが多いですが、基本的にサイズに変わりはありません。アメリカで濃いゴールド色が好まれていることから、日本でも毛色の濃い犬が多いようです。
レトリーバーの種類
ラブラドール
  カナダのラブラドール半島で見出され、イギリスで改良された犬です。カナダ時代には海辺で暮らし、漁船から流れた網を海中から捜したり、網からこぼれた魚を運ぶ仕事に従事。樽状の胴体は、海中に潜っても水圧に負けないためのものです。毛色は黒、イエロー、チョコレートがあります。
トライアルタイプ
 本来は水中での回収作業が本業のラブラドールですが、服従心が強く、訓練性能が高いことなどから最近では、フリスビーなどの競技をしているコも多くなりました。身軽に走り、ジャンプキャッチなどもできることが要求されて、全体的に細身に作られた犬が、トライアルタイプと呼ばれています。俊敏に走り回り、ジャンプを繰り返すことが求められるため大きさも、ショータイプよりひと回り小さいです。
ショータイプ
 水中から物を運んだり、ハンターが撃って水中に落ちた獲物を回収するものがもともとの仕事だったラブラドールは、水圧に強い樽のような胴体、大きめの頭部を持つ犬です。この本来の作出目的にあった重量感ある体つきやおっとりした性質が特徴。、犬種中、運動性能は高いほうですが、早く走ること、高くジャンプすることに本来向いている体つきではありません。

他にフラットコーテッドカーリーコーテッドチェサピーク・ベイノバスコシア・ダック・トーリングがレトリーバーの仲間です。それぞれ外見や性質に特徴がありますよ。
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