緑内障

 歳をとるのは病気ではない。だけど歳をとると、腰は痛くなるし、目はかすむし、耳は遠くなるし、トイレは近くなるし、背中は痒くなる。やはり歳をとるのは病気だろうか。歳をとると誰もがなるのだからこれは病気とは違うのだろう。と「老人力」の赤瀬川原平氏は言う。

 一月ほど前から目がかすむようになった。あるとき片目で見たら、左目の視力がかなり落ちておりビックリした。視力の低下だけでなく、暗く見えた。すぐに評判の眼科へ行って調べてもらったところ、緑内障とのことだった。60歳までは年に一度の健康診断で眼圧検査をしており異常はなかった。今回左目は22、右は15で左は正常値10〜20を超えていた。左のみ眼圧を下げる目薬をさし5日後に測ったら16に下がっていた。眼圧は下がったが、見え方は変らなかった。精密な視野検査を受けたところ、左右とも視野が欠ける部分があるとグラフに示して見せてくれた。とりあえず眼圧を下げる目薬を点けて様子を見ようとのことでした。

 当面、少し目がかすみますが車の運転もできるし、本も読めます。これからは少しでも良くなるよう、目の毒はできるだけ控え、美しいものを見て目の保養に努めたいと思います。

大腸ポリープ

 7年前、人間ドックの検便で潜血反応があり、腸の内視鏡検査を受けました。結果は直腸に扁平なポリープが見つかり、出血は少ないが放っておくと癌になる恐れがあるとのことでした。イボ状の小さいポリープならば内視鏡で取ることができますが、私の場合は開腹手術で直腸を切除しなければならないと言われました。痛くも痒くもないのにどうしてという思いはありましたが、放っておくわけにいかず初めての入院、初めての手術を決断しました。

 ポリープは肛門より8cmのところにあり、もう少し下だと縫合できないため人工肛門になるそうです。ベテランの先生に執刀していただき、手術は長時間に及びましたが完全に縫合されました。2ヶ月入院いたしましたが、癌の心配もなくその後の経過は順調で、家族はじめ皆様のお陰で社会に復帰することができました。今思えば早期発見ですぐ手術を受けて良かったと思います。

 今でも年に一度、内視鏡で直腸のチェックを受けています。手術のことを思えばなんと言うことはないのですが、この検査は事前に2000mlの下剤を飲まなければならず、これだけは文字通り閉口です。琥珀色で泡のある液体ならばいくらでも飲めるのですが!検査は鎮静剤を使いますので眠っているうちに終わります。来月、一泊二日で腸をはじめ前立腺など全身の検査を受けるつもりです。なんといっても健康が第一です。

脳ドック

 先月二度ほど目まいではなく、ふらついた事があり主治医に相談したところ、脳ドックを受けてみるよう勧められました。3月まで2割引とのこと、1度も受けたことがないので受けてみることにしました。

 血液検査、心電図など一般検査を受けてから MRI による頭の断層画像(脳梗塞)、 MRA による脳血管画像(動脈瘤)および超音波による頚動脈検査を受けました。検査は約2時間で終りそのあと簡単なテストがありました。

 即現された写真を見ながら、先生の解説がありました。脳梗塞は年相応の小さいものがあるだけで、動脈瘤もなく心配ないとのことでした。ただ超音波による頚動脈検査の結果、中程度の動脈硬化が認められるので、 MRI 等による精密検査が必要とのことでした。

テストの結果は2分間で60問中51問でき、30歳代と言われ気をよくしています。

 このような検査により早期発見で事なきを得たという場合もあると思いますが、検査をせず知らぬが仏の場合も多いかと思います。人も年を重ねれば油が切れて擦り減り、カスがたまりあちこち不具合が生じてあたりまえです。いまさら入念に検査をして悪いところを探し出すこともないかとも思いますが!あなたならどうしますか?

  後日MRIによる精密検査を受けたところ「この程度ならば心配ない!」とのことで安心しました。

前立腺

 男は還暦を過ぎると前立腺が気になるようです。 私は父が肥大で手術しておりますので、10年ほど前から人間ドックの血液検査の際、 PSA を調べておりました。はじめは3〜4で少し高いと言われていましたが、小水の出もよかったので放置していました。この1〜2年は小水の勢いが弱く、切れが悪くなり、 PSA が10前後まで上がってしまいました。主治医は急に数値が上がらなければ癌の心配はないが、念のため細胞検査をやってみなさいとのことでした。 7月の終わりに1泊入院で検査をうけました。検査は点滴で鎮静剤を入れて知らないうちに終わりました。前立腺に針を刺し細胞を採取したので、化膿しないように朝まで抗生物質を点滴していました。家に帰り1週間は薬を飲みましたが、熱も出ず順調でした。癌だと言われたらどうしよう!と思わないこともありませんでしたが、そんなことはない!と信じていました。 先日結果を聞きに行きましたところ、先生の「心配ありません!」の一言にやはり、ほっといたしました。その日は祝杯を上げ過ぎたせいか、良く小水がでました。

腸閉塞

 先月の日曜日昼食後、胃の辺りが周期的に痛くなり、我慢できないほどではなかったので様子を見ることにした。一晩寝れば治ると思ったが翌日も同様10分間隔で数秒痛くなり、これは変だと思い病院へ行くことにした。直にレントゲンで調べた結果、腸閉塞の疑いがあるので即入院とのことでびっくりした。そのときから飲食禁止となり点滴生活が始まった。

 翌日、腹部のCT検査で詳しく調べたところ、小腸に炎症があり腫れており、そのために狭窄部を生じ通りが悪くなっているとのことであった。その夜便通があり痛みはなくなり楽になったが、腫れは引けてないので抗生剤と栄養補給の点滴は続いた。後で聞いたところ、最高12000あった白血球が5日目には通常の4000まで戻っていたとのことであった。

 入院から8日間絶食して、重湯からお粥が食べられるようになり点滴が減り、15日目に普通食となり点滴がなくなった。結局20日間入院して2Kg痩せたが快復し無事退院することができた。

 入院前、暴飲暴食や変なものを食べた覚えはないが、百目柿とその干柿を食べ過ぎたくらいで、それが原因とは考えられない!?腸炎の原因は風邪と同じようにウイルスによる感染ではないかとのことであった。

 自分はまだ若いと思っていましたが入院中に65歳になりました。今回のことでお腹の中から人並みに老化していることを思い知らされました。再発防止策として、これを機に野菜をもっと多く摂り、一口を少なくして、良く噛んで、ゆっくり食べるよう心がけます。またお酒は少々ならば薬になるとのことですので、早速「出所祝い」に一献傾けながら、自由に食べられ適当に飲める幸せを味わっております。

若石健康法

 昨年、腸閉塞で入院した際、毎日娘に足もみをしてもらったお陰で手術もせずに大事に至らず回復しました。具体的には足もみにより腸の動きが活発になり便が出たので、小腸のつかえも取れ痛みが全くなくなりました。小腸の炎症は点滴の抗生剤が効いたので、腫れが引けて順調に回復しました。娘は今、若石健康法の勉強をしていますが、薬に頼らないこのような健康法、癒しがあっても良いと思います。

じゃくせき健康法って?

 子供から大人まで誰でも出来る国際的健康法です。
足をもんで、全身の血行を促進。自分でできる【若石(じゃくせき)健康法】で血液サラサラ&細胞活性化を実感!本当は痛くない?!台湾生まれの足もみ健康法。

 最近は、街じゅうでリフレクソロジーサロンをよく見かけるようになり、日本でも足をもむ=健康によい、ということが定着してきたようです 。
台湾で生まれた【若石健康法】が日本に正式に入ってきた当初(1985年)は、足をもんで痛みや病気を治すことがなかなか理解されませんでした。しかし“台湾式の足もみは痛い”“痛いほど効く”という先入観があって、今でも足もみをがまんが必要な健康法のように思っている人も多いようです。

  若石健康法の足もみの基本は、スポット(ツボ)でなく、ゾーン(反射区)をまんべんなくもみほぐすこと。「足をもむことで、全身の血液循環をよくし、血液をキレイにすること」を最大の目的としているのです。
  その効果は絶大で、代替医療で有名な病院で、どの療法がドロドロ血液をサラサラ血液に変えるのに有効かを調べたところ、鍼療法と並んで若石健康法が最も効果的との結果が出ました。足を刺激することで血液浄化を促すことは、臨床的にも証明されているのです。
(「健康」(主婦の友社)当スクール校長が紹介された記事より抜粋)


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