我が家の狭い庭には「手入れもしないで、花がきれいで実が食べられる樹」が何本か植えてあります。一番大きい豊後梅は樹齢30年くらいで毎年かなり採れます。昨年は不作でしたが今年は大豊作で、50Kgほど採れました。一方、5年前に植えた本ゆずは植えた年に3個なったきりで、その後さっぱりです。「桃栗三年、柿梨八年、ゆずの大馬鹿二十年」と言われているので気長にまとうかと思っています。とにかく生り物は楽しみです。梅や杏のように花がきれいでその後、実が食べられれば言うことなしです。

※写真の上をダブルクリックすると、その実が見られます。
 
豊後梅 ブンゴウメ   杏 アンズ
花も実もよし。実は大きく5cmにもなり、黄色の熟したものはジャムにすると、酸味もあり杏よりおいしい。   花はピンク、実はオレンジ色で美しい。熟すと「触れなば落ちん」で傷をつけずに収穫するのが難しい。

 
李 スモモ   びっくりグミ
花は小さく地味だが、実は真っ赤になり鳥が食べに来る。
小ぶりだが、かじるとおいしい。
  花は沢山咲くが、実になるのはほんの少し。緑から橙、赤に変わりまるで宝石の様。熟しても少し渋みが残る。

 
百目柿   夏みかん
熟しても一部渋いものがあり、人にはあげられない。不完全甘柿。干し柿にすると最高。また紅葉が美しい。   みかんは濃い緑の葉に真っ白い花をつけよい香りがする。
実は正月には色ずき、花が咲くころまで付いている。

 
むべ   木通 アケビ
別名、石アケビ。熟しても割れない。実は赤紫色で風情がある。割って種をしゃぶると、上品な甘味が口に広がる。   山野に生え他の樹木に絡まって伸びる。雌雄異花
今年はじめて三つ生った。むべの方がおいしい。