二子玉川予選

日時:8月12日 快晴

出場選手

        GK 清原一平(4)

        DF 佐々木大輔(21)

        MF 高橋大介(6)

        MF 浜貴之(0)

        FW 高橋健一郎(9)

 

<第一試合>

 

どんべえ3−0FCムサコ

 

得点者(アシスト):健一郎(佐々木) 浜(なし) 健一郎(浜)

 

二大会連続の決勝トーナメント進出を目指すどんべえの注目の初戦、いつもとやや違うのは大会直前にバティーシュートの持ち主マンリーが突然の代表辞退を表明したことである。つまりこれにより我がチームどんべえは大会期間中、交代無しの5人で試合に望むことを強いられてしまった。しかしこれが嬉しい誤算になることは予選日程が終了した頃には分かるのであるが。第一試合の相手はFCムサコ、武蔵小杉を中心に活動していることは容易に試合前から想像はついた。対してどんべえが南町田をホームグランドに活動してることはバレルわけがない、そんなすぐにばれるような軽率なホームグランド選択を我々がするわけがない。しかもこの選択はどんべえがいかに「先見の明」があるかをあらわしている。あんな田舎駅に誰が最終的に急行が停まるようになると考えるだろうか(いやない:反語)。事の始めはどんべえが練習を鶴間公園でするようになったからである。それによりファン(代表的人物:健の彼女)が練習を見学するようになりそして町全体が活性化したのである。終いにはコンビニの一つすらなかった所にグランベリーモールという巨大な町の象徴まで建ってしまった。これは鹿島市にも決してサッカータウンとしては劣るものではないはずである。近いうちにワールドカップの試合会場はもう締め切られてしまったからW杯のキャンプ会場の立候補をするみたいである。キャンプ場としては清原邸での実績があり期待は十分にある。それでは試合に目を移していこう。試合開始から強烈な前線プレスで主導権はどんべえにあった。シュート数はかなりの数におよんだはずである。しかし点が入らない、むしろ先制点が欲しいあまりに佐々木以外の全員が焦っていたともとれた。ただし点をどんべえが取られる気配はなかった。その理由は相手のフットサルの経験不足によるキックインミスや4秒ルールの認識不足によるものであった。前半はこの嫌なムードのまま終了した。そして後半、前半で唯一冷静に試合戦況を見ていた21番を起点に試合が動いた。中央から右サイドにいるエース健にスルーパスそして健が確実にゴール!!!これで試合ペースを確実にものにしたどんべえは続けざまに浜とDのコンビからキーパーと2対1なったがDがGKのスーパーセーブにあい得点ならず。しかし今度は浜が見せた、センターライン付近にこぼれてきたボールを浜がGKの位置を見極めてダイレクトスーパーループで二点差。これで相手の戦意をもぎ取り勝負あり。終了間際にもコーナーから健がこの日2点目もきっちり決めて試合終了。キヨを中心とした完封勝利であったのにも意義がある。前半には問題があったが結果的に3−0でどんべえの圧勝で2000年ミレニアムサマーを好スタートで、きることが出来た。

 

MVP:健一郎/二得点をしっかりと決め、確実なポストプレーで攻撃のリズム作りに貢献。 

 

 

 

<第二試合>

 

どんべえ3−1ロッソディベント

 

得点者(アシスト):浜(なし) 浜(なし) 健一郎(D)

 

 第二試合を勝利で飾り早々と翌日の千住グランドで行われる決勝トーナメントに進出を決めたいどんべえは一番取られたくない先制点を開始早々に取られてしまう。ディフェンスの枚数は足りていたにもかかわらず、まさかの失点であった。空中に浮いたルーズボールをしっかりとクリア出来ずにこぼれ球を再びFWに拾われ、GKのキヨが出てきた瞬間を狙われて技有りのループシュートを決められた。FWの身体能力の高さを存分に使われたという印象を受けたゴールであった。しかし試合開始直後の出会い頭であったことに助けられた。時間は充分に残っていた。どんべえの全員が3年近く築いてきたコンビネーションを信じれば同点ないし逆転は可能だと感じていたのではなかろうか。神の与えた試練か、はたまたチャンスか、交代要員はマンリーの直前の参加辞退によりゼロであった。交代要員がいないということは余計に戦い方を変えなくてもよいというメリットの反面、スタミナ切れないし怪我人が出たときに代わりがいないというリスクも背負っていた。現実、一試合目に佐々木は足を負傷し試合中は正直、Dは困っていた。キヨを佐々木とポジションを交代させようとしようとしたぐらいであった。(幸いにも佐々木がなんとかプレーできる状態だから、よかったのであるが。)しかし今大会はメリットの部分がでた。追いつく事は何とかなるとみんな感じていたものの、流れを簡単に引き寄せられるほど相手も弱くはなかった。失点後、試合開始から二度目のピンチが訪れる。決定的なGKとの1対1の場面に直面してしまった。しかしここは当たり前のようにGODキヨが止めてみせた。失点は偶々だといわんばかりの報復セービングであった。もしあそこでやられてたらさすがに落胆の色は隠せなかっただろう。それだけ試合の流れを変えたビッグプレーであったといっても過言ではない。そして前半終了間際に待望の同点ゴールが生まれる。健が左に流れておとりになったところを浜がシュート。決して強烈なシュートではなかったがキーパーのタイミングを狂わした得点であった。後半を振り出しに戻して望める価値ある同点ゴールでもあった。良い精神状態で後半を迎えたどんべえは再びナンバー0が主役となる。やや遠い位置から得意のロングシュートを強烈にズバッと決めた。これで逆転。チームどんべえ、大会に参加しだして苦節3年、初めて逆転をした瞬間であった。この後は相手が2試合続けての試合だったためスタミナ切れを起こしてどんべえペースで試合は進んだ。3点目は健のFWの義務であるゴールを相棒のDからのスルーパスで決めてこれで二点差。鉄壁のどんべえディフェンスにとって安全圏である2点差に入り、どんべえは価値ある逆転勝利で決勝トーナメントに向けて大きすぎる一歩を踏み込んだ。ちなみに守備は試合開始のピンチ以外は浜、D、佐々木がお互いにポジションを終始変えていたものの、絶妙のバランスでほぼ完璧であった。そのためキヨは皮肉にもあまりスーパーセーブを見せられず少し不満であったかもしれない。これで勝ち点は6、次の試合に大差で負けない限り決勝トーナメントは確実なものとなっていた。

 

MVP:浜/文句無しのMVP。同点ゴールと逆転ゴールはチームに勇気を与えた。守備でも持ち前の球際の強さを存分に発揮。

       

 

<第三試合>

どんべえ5−1タシロ93FC

 

得点者:D(佐々木) D(健) 健(佐々木) 健(佐々木) オウンゴール

 

 ほぼ決勝トーナメント進出を決めているが、どんべえにとって消化試合という意識はなかった。なぜなら3試合目で涙を飲んでいる大会が2回もあるからである。試合終了数分前にコーナーキックから決められて同点に持ち込まれ、2位通過出来なかった大会、そして二連勝して次の試合引き分けでもトーナメント進出ができたが、3試合目で惨敗してしまった大会。高い授業料を払ってこれらを貴重な経験とどんべえはしていた。試合開始早々にDが健との絶妙のコンビネーションからファーストシュートを放つ、しかしこれはGKに止められてしまう。次にコーナーから健のヘッド、しかし惜しくも枠を外れる。このまま一進一退の攻防のまま前半が終了した。しかし後半、思わぬプレゼントが匿名希望でどんべえ宛てに送られてくる。相手の選手が足をつったか、怪我をしたかしてまさかの退場をしたのだ。しかも交代要員がいないため「たしろ93FC」は4人での戦いを強いられてしまったのである。フットサルでの一人の欠場は恐ろしい。サッカーとは違い、あからさまに守っているときに数的不利に陥るからである。この状況がどんべえにも起こりえた事を考えると身の毛がよだつ。この好機を生かして背番号6が奇跡的なシュートを放つ。中盤でボールを奪って、相手を十分にドリブルで引きつけておいてすかさず左斜め前いた佐々木にリボン付きのパス、それを佐々木がシュート、これはGKにファインセーブされてしまうが、そのこぼれ球がDの前に転がってきて左足でシュート、キーパーに触られながらもかろうじてゴール。まさかの左足からの得点であった。そもそも左のダイレクトシュートを決断した事がすごい。Dの今大会初ゴールで先制。相手の不幸にこの後もどんべえはつけ込み、健がシュートして弾かれたこぼれ球を再びDが今度は得意の右足で強烈にプッシュして2点目。まだまだ攻め続けるどんべえであったが、佐々木が度々のチャンスをキーパーに潰されてしまう。観念したか、最後は自分で行かずに健にゴッツァンパスを献上して健がチーム3点目を決める。さらに健がキーパーをかわそうとしてミスって偶然入ったゴールを決めて4−0。しかしこの日、最大のプレーはこの後に起きる。どんべえが四点目を決めた直後のキックオフで、相手がシュートしたボールを天才GKがまさかの後逸をしたのである。キヨの行動パターンを分析すると彼はチームが大勝していると必ず珍プレーをして目立とうとする。いわゆる一つの「キヨちゃんのいいとこ取り」てやつです。そんなことはテレビの「明石やマンション」でやってほしいものです、だからテレビッ子は困る!それでもこの直後に健が得意の前線プレスで相手のオウンゴールを誘って5−1で試合終了。今大会もDグループマジックは前回に続いて健在であった。このグループでどんべえの予選落ちは考えにくい。これから大会ではこういう伝説が語り継がれることであろう、「どんべえがいるDグループには魔物が住んでいる」と…。

 

MVP:敵の思わぬ事故のため選考不可。

 

 

3試合の総合コメントと採点

 

清原一平:6.5/7.0/6.0

2試合目の失点と3試合目の不慮の事故以外は完璧に相手をシャットアウト。ただ予選はディフェンス陣の出来が良すぎて本人はいまいち出番がなくて不満を抱えていたかもしれない。チームとしては嬉しい問題ではあるのだが…。三試合目は試合の主役になれたのだから納得してもらおう。足技も成長の跡がかなり見えた。

 

佐々木大輔:7.0/6.5/6.5

ディフェンスでの安定感はピカイチであった。積極的な前からのプレスも光った。チーム最多の4つのアシストも評価できる。決定力に問題を抱えてしまったものの、ゼフィロスゴールデンAGEのセンターバックに相応しいプレーだった。本職の仕事は完璧と言っても過言ではない。スタミナもセ−フ。

 

高橋大介:6.5/7.0/6.5                                    「FOR THE TEAM」という原点に戻って望んだ今大会それを象徴するようなプレーであった。常にバランスを考え、地味な役割を担当。浜との縦の位置関係は終始、高いレベルで維持されていた。バーニングで鍛えられた守備能力は特に目をひくものがあった。ただアシストの少なさに不満が残る。チャンスで芝に足をとられる場面もちらほら。2得点は完全なおまけ。前への飛び出しは合格点。

浜貴之:6.5/7.5/7.0

    攻守にわたってチームを牽引。特にオフェンス面はいつになく専念していた。2試合目の2ゴールはチームを救い、圧巻の1試合目のループは強烈な決定打になった。守りでも高い位置でのボール奪取はそのままチャンスに結びついていた。しいて問題点を挙げるとしたら流れの中からゴールをあげてないこと、つまりオフザボールの動きをもっと勉強して欲しい。

KEN:7.5/6.5/7.0

        全試合で得点をあげてFWの責任を120%果たす。決定力はかなりのハイアベレージだったのではなかろうか。一試合目は先制点が欲しいときによく決めたゴールだった。特に目を見張ったのが抜群のポストプレー、うまく後方からボールを引き出していて、MFが前を向いてプレーするのを助けた。そのぶん本人が裏でもらう回数が減ってしまったのが俺としては残念だ。ゼフィロスでもこの調子を保てば十分にFWで起用されてもなんら問題はない。

 

 

予選MVP
KEN&浜

甲乙を俺には付けられないため二人同時の受賞とさせもらった。健は毎試合きっちりとFWとしてはゴールというこれ以上のない結果をだした。そして浜は貴重なゴールと攻守にわたる全般的なプレーで判断した。今回はゼフィロス2男コンビの受賞ということで一言、ナイスプレーと贈りたい。


北千住決勝トーナメント

 

どんべえ(二子玉川Dグループ1位)0−1七里ヶ浜(藤沢3位)

 

 どんべえ史上初の2大会連続で決勝トーナメント進出を果たした今大会、相

手は強豪の藤沢ブロックといえど3位進出チームだっただけに我がチームは勝

利を疑わなかった。しかし試合が始まるとそううまくはいかずに相手の早いプ

レッシャーに防戦一方。被シュート数はそれほどではなかったものの時折、繰

り出すカウンターも相手の守備に阻まれ決定的チャンスまでは至らない。

    ただ、みんなは完全な相手のペースだと思っているだろうが、21番はむしろ

どんべえのペースと感じていた。どんべえが強豪チームに勝つ場合は常に相手

を完封して虎の子の1点を守りきるパターンしかなかったからだ。案の定後半

になると、徐々にペースはどんべえになる。Dのコーナーから浜、そして健の

突破と形が作れてきた。相手のカウンターもキヨを中心とした堅い守備でゴー

ルを割らせなかった。一進一退の攻防が続きかなりの好ゲームだったがここで

痛恨のミスが生まれてしまう。Dのバックパスが弱くなりそれを相手FWにか

っさわれゴールを奪われてしまう。まさかの失点に立ちつくすどんべえ選手そ

して、崩れ落ちるDタカハシ。しかし今までとはひと味違ったどんべえはここ

から猛追に出る。スイーパーの21番が左サイド果敢に攻め上がり健とのコン

ビプレーから何度かチャンスを作り出した。そして最大の決定機は健の強引な

突破からボールがこぼれた所を21がシュート、さらにそのこぼれ球がさきほ

ど致命的ミスをしたDの前に転がってきた。サッカーの神とは気まぐれなもの

である、挽回のチャンスをDに与えたのである。ここで決めたら同点、Dの渾

身のシュートはゴールマウスをしっかりと捉えていた。しかしそのシュートは

皮肉にもこのシュートをチャンスメイクした佐々木に当たってしまったのであ

る。やはりサッカーの神は気まぐれであった。同点にはならず、結局そのまま

タイムアップ。負けはしたものの今大会で精神的にアップしたどんべえを披露

出来たのではなかろうか。8月の末にはそれぞれのサークルで合宿がある、そ

こで何かをつかんで帰ってき、次回のどんべえの活躍に期待して締めるとしよ

う。

(著:Mr.S

 

 

 

採点

 

清原一平:6.5/1失点は誰かさんの責任であるため採点基準外。雨というバッドコンディションにもかかわらず今大会初のスーパー

         セーブを連発していた。接戦まで持ち込めた最大の功労者。

 

佐々木大輔:6.5/ディフェンス貢献度はナンバー1であった。攻めにかんしても積極的に関与。試合終了間際のDのシュートを止めたのは予選で点を取れなかった腹いせか?!

 

高橋大介:3.14/一言、「ヤッテモータ!!!」。それまでは素晴らしい指示でチームを引っ張っていただけに残念である。この日はギャグキャラに専念していた。練習試合でのオウンゴールは鮮やかすぎ。

 

浜貴之:5.5/時折見せるドリブル突破は力強かった。ただ相手が前からチ

ェックしてくるチームには得策ではなかった。キープせずに

簡単にはたくプレーを覚えたい。守備は当然合格点。

 

高橋健一郎:6.0/防戦一方だけにボールがいい形でもらえる回数は予選に

          比べ激減。それでも強引な突破はチームの数少ないチャンスを演出する。全体的には及第点。