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東京理科大学 理窓光学会
                                           更新日: H23年5月31日
                              
  (更新内容・・・第58回定期講演会、新HP切替えのお知らせ)

 
この度の東日本大震災で被災された多くの方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を願っております。

    【新HP切替えのお知らせ】
 理窓光学会ではホームページのサーバーを理窓会に 移し、この春よりリニューアルしました。
これまでの担当・吉川運営委員に代わり、新井運営委員が担当することになりました。
新ホームページのアドレスは以下の通りです。今後ともよろしくお願いいたします。

        http://risoukai.com/riso-opt/      (既に新HPの開示は可能です)

********** 第58回理窓光学会定期講演会 ご案内*********
 
 

 

  日時:平成23年6月18日(土) 午後1時30分より午後4時30分
  場所:PORTA神楽坂7階 東京理科大学理窓会第2会議室
 1) 講演題目 「省エネルギー社会に向けた超伝導体の活用」
  講  師:   西尾太一郎氏 (東京理科大学理学部講師)
  概  要: 
   発展途上国の経済成長、人口増大に伴ってエネルギー需要は増大することが予想されて
  います。 一方、世界的な原油価格の高騰や地球温暖化によって、CO2削減など環境に配慮
  した電力供給が求められています。 解決手段の一つとして、超伝導体を使用して電力供給
  することが模索されています。
  超伝導体を使用して、どのように省エネルギー社会を実現するかについて解説します。
  
 2) 講演題目 「太陽エネルギー利用技術の現状と将来」
  講  師:  谷 辰夫氏 (東京理科大学名誉教授)
  概  要:
   地球は長い月日をかけて、地上にバランスのとれた生態系を完成させたといわれている。
  また、これまでの生産と消費もこの生態系のバランスを崩さないように行われてきたという
  べきであろう。 その後、われわれは科学・技術の進展によって、豊かな生活を享受すること
  になったが、経済性や効率を重視するあまり、地球環境問題という大きな課題に直面する
  ことになった。 一方、われわれのエネルギーに対する意識は、最近の原子力発電事故に
  よって、これまでの大容量集中型 (点資源) から小容量分散型(面資源)へ変化しており、
  わが国のエネルギーシステムが大きく転換することが求められている。 太陽エネルギー
  利用技術、なかでも太陽光発電技術はこれからの新しいエネルギーシステムの構築に
  大きな役割が期待されている。 ここでは、太陽 光発電システムを中心に太陽エネルギー
  利用技術の現状と将来を述べることにする。

  講演会参加費 2000円(学生無料)
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  懇親会
  時 間: 同日午後5時から7時
  場 所: 同会館6階理窓会倶楽部
  懇親会費 3000円
  
≪お問合せ≫ tyoshi@t04.itscom.net  吉川 孝(運営委員)


********** 第57回理窓光学会定期講演会 ご報告*********

日 時: 平成22年12月4日(土)13:30〜16:30
場 所: 森戸記念館第2フォーラム
参加費: 2000円(学生無料)

 
     湯本講師           梅村講師               聴講者


                     講演会 集合写真


                            懇親会


 ** 講演 **
1) 医療応用に向けた中赤外レーザー
   (独)理化学研究所 基幹研究  光グリーンテクノロジー特別研究ユニット特別研究員 湯本 正樹氏
<要旨>
 中赤外線領域は様々な分子の特徴的な吸収線が存在するために『分子の指紋領域』とも呼ばれている。そのため、特定の吸収線に波長同調したレーザー光を利用することで分子生物学や医療など様々な分野への応用が可能となる。特に、中赤外レーザーを利用した動脈硬化症、胆石粉砕、コレステロールの血栓などの光治療が注目を集めており、多くの医療関係者において波及性の高い中赤外線レーザーを開発することが望まれている。本講演では、これまでに理化学研究所で開発してきた波長制御性に優れた中赤外電子波長可変レーザーとその応用計測を中心に、現在開発を進めている高出力タイプの中赤外レーザーの開発状況について紹介する。

2) 光合成プランクトンの生物物理
   東京理科大学理学部物理学科准教授     梅村 和夫氏
<要旨>
 地球上の酸素の25%を生産すると言われる光合成プランクトン・珪藻は、川、海、湖、温泉など、水のあるところどこにでも生息している。また、珪藻は水中のケイ素を取り込んで、珪藻殻と呼ばれる多孔質シリカを自らの体内に形成する。珪藻の化石である珪藻土は、この多孔質シリカの堆積物であり、ビールのろ過フィルター、通気性の良い塗り壁材料など、工業用材料として様々利用されてきている。しかしながら、個々の細胞の挙動の解析や、ナノレベルでの珪藻殻の構造物性解析などは、あまり行われてこなかった。我々は、生きた珪藻の動きのベクトル解析や、珪藻殻を利用した光触媒の作製、インクジェット技術を用いた多孔質構造のナノ評価などをここ数年行ってきた。本講演では、ナノテクの視点から珪藻や珪藻殻を捉え直すとどう見えるかを紹介する。
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懇親会
場 所:理窓会館3階第1会議室  時 間: 17:00〜19:00
懇親会費:3000円



********** 第56回理窓光学会定期講演会 ご報告*********
日 時: 平成22年6月12日(土) 13:30〜16:30
  1) TLOの紹介
  2) 低炭素社会の実現に向けた太陽光励起レーザー 
場 所: 森戸記念館 第2フォーラム  (神楽坂)
      (場所はHPで http://www.sut.ac.jp/info/setubi/morito.html

懇親会: 理窓会館 2階会議室


                
          瀬尾講師                     大森講師


                      講演会参加者

    
                      懇親会風景 

 
                        懇親会参加者

  

<講演>
◎      13:40〜14:40 
「東京理科大学科学技術交流センター(承認TLO)の活動状況とOB支援組織」
                 瀬尾 巖 氏(東京理科大学・科学技術交流センター)
学校法人東京理科大学では平成15年1月に産学官連携活動の窓口として「科学技術交流センター」を設立し、平成15年〜19年度を第1期(創成期)として文部科学省の「大学知的財産本部整備事業」、文部科学省・経済産業省の「大学等技術移転促進費補助事業」 の支援を受け、主として学内の産学官連携活動に関わる体制構築および基盤整備を実施してきました。そして、平成20年度〜24年度を第2期(成長期)と位置づけ、「自立型・継続的組織」の確立を目指した活動を行っています。また、この度、コーディネータの活動を特許、技術、市場調査などの面でボランティア的に支援するOB調査支援チーム(主体は企業出身OB:登録制)を設置しました。これらについて紹介します。

     
 休   憩(10分程度)

◎      15:00〜16:00
「低炭素社会の実現に向けた太陽光励起レーザー発生ユニット開発のための大型光学素子:フレネルレンズのナノプレシジョンマイクロメカニカルファブリケーション」
                    大森 整 氏(理化学研究所 基幹研 主任研究員)
低炭素社会の実現に向けて、太陽光励起レーザーを応用した次世代エネルギー資源の創出を始め、広範かつ有益なアプリケーションが有望視されている。太陽光を高効率に集光・制御するためには、大口径のナノプレシジョン光学素子の開発が不可欠となっている。
本講演では、このような背景において現在理研で進められている光学素子開発の最前線として、光学素子開発の経過、先端ファブリケーションテクノロジーを始め、開発の進捗状況について紹介する。

◎      16:20 記念撮影

<講演会費> 2000円(学生無料)

◎      16:40 懇親会会場(理窓会館2階会議室)に移動
<懇親会>(17:00から19:00)

<懇親会費> 3000円 


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第55、54,53回理窓光学会定期講演会・報告********* 
        下記【講演会のご案内】をクリックしてご覧下さい。

                     
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 光学会の歩みと過去全講演会の紹介   



    工事中です              東京理科大学理窓会HPと
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