お旅まつり  2008年 5月17日(土)  石川県 小松市  (晴)

 曳山子供歌舞伎の上演 と 街に残った曳山八基の曳揃え
、町人文化を守り抜く粋と伝統絵巻を撮影するために出かけて来ました。
                   

囲炉裏部屋

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西町 曳山子供歌舞伎上演    『稚模様曽我館染  由比ガ浜の場』
                     おさなもよう そがのたてぞめ ゆいがはまのば

昼は町内(西町)の路地で上演される
口上も感嘆して観るばかりでした。

子供歌舞伎の役者さんのお披露目行列  

立派な大見得を切ってくれました

曳山(ひきやま)八基がそれぞれの町内から駅前に移動します

交差点での「やりまわし」風景    大型のジャッキや引き綱を引っ張って行きつ戻りつしたり
割り竹を轢いて一気に廻したりと 『ヨーッラハッスン』の掛け声が飛び交っていた。

獅子舞  各町内子供達が家々を太鼓やお囃子を
連れて回っている。お布施はでてませんが家の人も
獅子舞の子供達もが「ありがとうございました」の掛け声で
次の家へ移動していきます。
江戸時代は加賀藩主前田家の武運長久を祈願したのが始まりとか。

駅前に曳揃えられた曳山 

江戸 寛政、文政年間(1789〜1818年頃)に建造され現在は八ッつの町内で宝物として保管され
ています。  おたび祭りが始まると毎年二つの町内がこの曳山の舞台で子供歌舞伎を上演します。
今年の上演は西町と材木町で役者に選ばれることは非常な名誉な事なのです。

夜の部 上演

『御所桜堀川夜討三段目 弁慶上使の段』     小松市材木町


 ↓ 弁慶が・・・我が子を                           小松市 西町 

感動の歌舞伎を観劇できました。
宿に帰り着いたのが9時半 一杯と夕食を取って明日の準備。翌朝は金沢の兼六園を回って
午後は能登・輪島市の棚田撮影です。