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LAST UPDATE:2016/03/04
DATA:セメント瓦
セメント瓦屋根は戦後一番多く使用された屋根材です。ここで言うセ メント瓦は厚型スレートというもので、セメントをプレスし塗装した ものです。材質がセメントのため20年位経ちますと防水機能が低下し、 雨水が浸透し始めさらに放置すると雨漏りが発生します。最近では種 類も豊富で技術の進歩に伴い防水性能も上がっているようです。

○長所
・材料が安い。漆喰等の手間が掛からないため全体として工事価格が安い。
・日本瓦の土葺き工法と比べれば、釘で瓦を固定するため瓦がズレたり、剥
 がれたりしにくい。
・厚みがあるので防音・断熱性能が高い

×短所
・1坪140kgと重いので建物に掛かる負担が大きい。
・瓦の重ね代が30〜50mmと少なく、雨仕舞いが悪い。
・雨仕舞いが悪いので、下地が雨水にさらされやすく劣化を早める。
・塗膜がはがれると、コケ・カビが発生し毛細管現象によりさらに防水機能が
 低下する。

屋根葺き替えリフォームの目安
セメント瓦屋根は10年足らずで色褪せが始まります。色褪せした状 態が続きますとコケ・カビが発生します。そうしますと雨が降るたび に毛細管現象によって瓦の裏側へ雨水が入り込み、防水紙の劣化およ び下地木材の腐食が始まります。

 コケ・カビが酷くなってから、塗装工事を行いますと、屋根表面は綺 麗になりますが瓦と瓦の間のコケ・カビが残っています。数年で瓦と 瓦の間にしみこんだ塗料が剥がれ再び毛細管現象により雨水が侵入し てしまいます。

 コケ・カビが酷くなる前、早め早めに塗り替えを行えば長持ちします。 しかし、セメント瓦の耐用年数は20年前後のため、まめに塗装を行 っていても月日とともに割れやすくなりますので、そのぐらいの時期 が葺き替えの目安となります。塗料が剥がれ、セメント自体がむき出 しになっているセメント瓦屋根のお宅をよくみますが雨漏りしている のではないでしょうか?雨が降っている時、実際に部屋へ雨が落ちて きていなくても、下地木材が腐食して天井裏を濡らしている可能性が 非常に高いです。

 下地木材が腐食するとセメント瓦を固定している釘が効かなくなり、 地震の際に瓦がずれたり、剥がれて落ちたりと非常に危険です。心当 たりのある方は、一度屋根の点検をされた方が良いと思います。

☆葺き替えオススメ屋根材
 20年以上経ったセメント瓦屋根をリフォームされる場合、重視しな ければいけないのは重量です。古いセメント瓦屋根のお宅は1981 年以前の旧耐震基準で建てられている場合が多く、大地震の際に重い セメント瓦が乗っていますと倒壊の危険があります。葺き替えリフォ ームされる際は、重いセメント瓦を全て撤去し、軽い屋根材にされる ことを強くお勧め致します。
 陶器瓦と違い、屋根材自体の寿命が短いので締め直し工事による瓦 の再利用はまず出来ません。葺き替えの際は必ず瓦撤去費用や付帯工 事費用が発生します。瓦降ろしをしてキレイで平らな状態にしてから 屋根を葺いていきます。軽量屋根材であれば波形状でも平板状でも屋 根材の形状は関係なく選ぶことが出来ます。
 カルカ・ルーフ、efルーフがオススメです。


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