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「お役に立てば」は年4回 四季に合せてお得意様に郵送しているコラムです。
ホームページ版「お役に立てば」第5回目は、「屋根勾配」についてのお話です。

屋根の勾配
 屋根は急勾配と緩勾配どっちがいいの?


 ご無沙汰しております。前回のコラムからまたずいぶんと時間が経ってしまいました。
2004年は「新潟県中越地震」と「大型台風、東京を襲った強風」など自然災害が多い年でした。 つい先日のスマトラ沖地震のニュースが流れるたびに、自然災害の怖さを思い知らされています。 被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

 さて今回のお役に立てばHP版は「屋根勾配」について書きたいと思います。
 (地震と風災は以前コラムで取り上げた為)
 屋根の勾配とは、屋根面の傾斜のことです。家によって勾配はそれぞれ違います。
そして勾配によって使用する屋根材も変わってきます。では急勾配、並みの勾配、緩勾配に分けて それぞれ説明します。



  まずは急勾配。急勾配の屋根は雨粒が流れ落ち易いので雨切れがよく、雨が屋根面に留まる時間が短いため 防水の面で優れています。また屋根を急勾配にすることで、小屋裏に部屋を作ることが出来たり、 天井を吹抜けにして屋内に十分な空間を作ることが出来ます。 新居を立てる際に急勾配ならこのスペースの使い方を考えるのも楽しいと思います。

 しかし、急勾配の屋根というのは緩勾配の屋根に比べ、屋根面積が広くなるために 材料は余計に必要になりますし、工事費用も高くなります。それだけではなく、 屋根面の傾きが6寸を越える急勾配から、工事の際には足場が必要になります。 足場工事は、足場を掛ける時と外す時は別料金ですので、2回分の費用となり結構掛かります。 その為、屋根の修理自体が数万円の工事でも足場費用がその倍以上掛かることもしばしばあります。 屋根が傷んでるお宅では外壁も傷んでいる場合が多いので、せっかく足場を掛けるならと、 ついでに外壁塗装やサイディング工事を薦める場合もあります。

 このように、急勾配の屋根は住環境が良くなる反面、工事費用やメンテナンス費用が掛かります。



   次に並みの勾配(3寸〜5寸前後)。並みの勾配の屋根はどっしりとした安定感を感じさせる外観になります。 屋根がもっとも美しく見栄えがよくなるのも、この並勾配です。
 防水の面から見ても、このくらいの勾配があれば、十分と言えるでしょう。 ただ急勾配と違い、屋根裏に部屋を設ける事は困難になります。 部屋を作っても天井が低くなるため、快適とはいえないかも知れません。

 現在のお宅の屋根が並勾配なら工事の際は足場工事は不要です。



   最後に緩勾配。緩勾配の屋根は工事の際に足場が必要ありませんし、安全対策(材料の落下防止)も必要ありません。 勾配が緩くなるほどに屋根面積が狭くなりますし、一般的な日本瓦や軽量瓦も勾配が緩すぎると施行できません。 必然的に金属屋根やトタン瓦棒屋根になるため屋根工事するときは料金がお安くなります。

しかし緩勾配の屋根は雨切れが悪いため、屋根の上に落ち葉や、ホコリ・砂がたまると雨が降っても 流れ落ちにくく屋根材の傷みが早くなります。トタン屋根などはペンキの寿命が短くなるので こまめに塗り替える必要がありますので、長期的にみればコストが掛かってしまいます。


<まとめ>
・勾配が緩い方が1度の屋根工事(屋根修理)をする際の費用は安く、
 急勾配は足場が必要なため割高になる。

・緩勾配は屋根の雨切れが悪いため屋根材が痛みやすく長期的に見れば不経済といえる。

・急勾配は屋根裏スペースを部屋や物置、吹抜けなど有効利用できる。

・日本瓦は急勾配・緩勾配でも施行できないため、和風のお住まいでは並勾配が多いです。


 さて、今回のコラムはお役に立ちましたでしょうか?
当社では緩勾配の屋根から嵩上げして勾配を付ける工事も行っております。