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「お役に立てば」は年4回 四季に合せてお得意様に郵送しているコラムです。
ホームページ版「お役に立てば」第二回目は、
先日の北海道十勝沖地震から屋根と地震対策のお話です。



今年お盆前に大型台風がやってきて台風の当たり年などと言われておりますが、実は大型の地震も例年に比べ異常に多いです。いざ地震が起きたとき自分の家はどうなるだろう・・・という訳で今回は「屋根と地震」のお話です。


先日の「北海道十勝沖地震」。阪神淡路大震災に比べれば被害が小さかったので震源から離れた東京に住む私たちの間では既に日常の会話から薄れてきております。十勝沖地震は震度6弱という非常に大きい地震を2度も発生していながら建物の倒壊は非常に少なかったためです。

 阪神淡路大震災と比べて、北海道十勝沖地震はなぜ被害が少なかったのか? それは北海道の環境に合わせて、トタンやステンレス鋼板などの軽い屋根材の住宅が多かったためです。地震の際にもっとも被害が多いのは家具や建物の倒壊で下敷きになってなくなるケースで、そのあと火災が発生すると被害が拡大します。阪神淡路大震災では住宅密集地で倒壊した建物から火の手があがり、消防車が瓦礫で火災現場に近寄ることができずにいるうちに燃え広がり広い範囲に類焼しました。

 これに対し北海道では積雪量が多い土地柄、日本瓦やセメント瓦といった重い屋根材はほとんど使われません。日本瓦やセメント瓦は、それ自体が非常に重いですし、積もった雪が滑り落ちにくい性質のため積雪量の多い土地には適さないのです。
地震の際、屋根が重いほど建物は横揺れに弱く、激しく揺れるため倒壊の危険性が大きくなります。屋根の軽い北海道の住宅は地震に強く、倒壊しづらいため被害も少なくてすんだのです。



 では、今回のような震度6の地震が東京で発生したらどうなるか・・・
東京の場合は↓の阪神淡路大震災の写真のように大きな被害が予想されます。
 当社のある東京都目黒区洗足近辺はわりと日本瓦・セメント瓦屋根の家が多いです。車が入れない路地の先に築50年以上の住宅が密集している場所もあります。大きい地震が発生したら多くの瓦が落ち、場合によっては建物が全壊するというのは想像に難くありません。古い建築基準で建てられた建物は日本瓦やセメント瓦のような重い屋根材を柱が支えきれずに建物が倒壊するケースが多く、倒壊すれば火災が発生しやすくなります。

 それでも「うちは大丈夫」とか「地震が起きたら、その時はその時」といって古い建物をそのままにしている方は、一度地元の建築会社に診てもらい、詳しく説明を聞いてみて下さい。火災が起きれば、自分の家の被害だけでは済まなくなります。事前に地震対策をしていないために火災が発生したのであれば、天災ではなく人災と言えるかもしれません。

↓写真は阪神大震災で崩れた日本瓦屋根と無傷で残ったセキスイかわら。
 セキスイ瓦Uの重さは日本瓦のわずか1/3。↓

屋根を軽量のものに葺き替えたり、柱に耐震補強金具を取り付けるといった事前対策をすることで建物の倒壊する危険を減らすことが重要です。今回の十勝沖地震は早朝でしたから、ガスを使っている人や通行人も少なかったようですが、もし関東で“朝の通勤の時間帯”や“ガスを使う食事時”に発生していたら被害はもっと大きくなっていたでしょう。

 日頃から一人一人が防災の意識を高めることが、大きな被害を抑えることにつながると思います。当社のある東京都目黒区では「防災めぐろ」というホームページが公開されています。国や地方自治体では、地震発生時の対処法や危機管理のコラムなどをインターネット上で公開していますので、お住まいの地域の防災ホームページを探して見てください。
目黒区「防災めぐろ」リンク: http://www.city.meguro.tokyo.jp/bosai/index.htm



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