今年の夏休みは思い切って海外へ。去年は日帰り富士サファリパークだし(旅行記すら書いてません)、おととし2003年は1泊で大磯ロングビーチとディズニー・シー、2002年は旅行すら無くTDL格安チケット行使のみ。家族で海外旅行は、愚息が航空運賃只であった2歳代にグアム島へ行って以来ですから、多分9年ぶり。皆パスポートも切れており、そのために横浜の港近くまで更新にいかざるを得ませんでした。さてシンガポール、なぜに、と言われて積極的な理由は無いのですが、安い・短期間という条件内で、ハワイには私が余り興味ない&すこし高い、グアムは子連れでは絶対つまらない、ちうごくや韓国、その他アジアはかみさんが食い物その他でNG。その点シンガポールは、子供半額パックツアーがある(その分大人料金に加算されてる?)、清潔、子供向けアトラクション多し(ある意味、ラスベガスと発想が一緒。DLが中国にもうすぐ出来るので、シンガポールは客足が奪われることが必至なため、2007-10年にカジノをオープンさせるらしい)、飯も中華以外にもありそう、といったことでしょうか。ただ金額が安い反面、行き帰りの便は夜発朝着なので、5日のツアーとはいえうち機中泊2泊、つまり実質的には2泊3日旅行です。
会社や身の廻りでシンガポールに行ったことにある人に聞くと「いいよ−。綺麗だよー。でも死ぬほど暑い!」と言われました。ああ、真夏に赤道近くのもっと暑い処へ行く、って最大の誤算?(^_^;)
まあではまず、さわりをば。2005.07.26-30
上:シンボルのマーライオン。移設され、今は東京で言うお台場みたいなとこにあります。前の場所が開発の余波でライオンが見難くなったせいだそうですが、そのあっさり加減と言い、あんまり何千年昔からの伝承と言う訳じゃなく、シンガポールのブランド・ロゴつまり、観光用のアイコンとして極めて戦略的に設定された匂いがしました。なんせリー・クアン・ユーの発案dできたそうですから。
上:市内・基本的に異常に清潔な町並みです。たばこのポイ捨てが厳罰だというのは海外にも聞こえてくる話ですが、それも一事が万事。ガムを噛んで歩くことも法律違反だし、ゴミを捨てて前科三犯になれば新聞で告知されさらし者にされるそうです。建物は新しいものが多いし、多少古い公団住宅(一部の金持ち以外、国民の8割近くが公団住宅住まい)でも再塗装してあるし、なにより画一的な公団住宅により、アジア的自然増殖を抑制できてるし、ごみは少ない、南国町の植木は常にどこでも(郊外の道路脇とかでも)手入れが行き届いています。これは日本人を含むアジア人的では絶対無いです。異常に清潔になってしまった日本人でも、景観に感する民度に関しては欧米人と全く異なり、公共財とは金を廻すだけのアイテムであり、守り慈しむと言う発想が無いですが、シンガポールはそれをものすごく強烈な意図を持ち、かつ大多数の国民の基盤となる意識面で実行されているような気がします。つまり大変美しい町並みを維持する(=農漁業および第二次産業が全くなくほぼ観光立国)ためには、もとの指導者、リー・クアン・ユーの強烈かつ独裁的な意志が手頃な大きさの都市国家に(23区と同程度の面積)あまねく及んだ結果なんでしょう。一種オーウェルの世界観とか、ヒトラーや毛沢東ができなかった理想郷作りが実現されているのでは?とまで考えてしまいました。
上:ドリアンの姿をモチーフにした新しいホール施設。日本の汐留の新しいビル群なんかよりずっと洒落ていて美しい。そういえば丹下健三作の東京都庁そっくりのビルも有りました。街中、どこへ行っても大手町とお台場と新宿副都心と汐留がミックスしたような案配です。でもバブリーじゃない。絶対に汎アジア的ではない風景。
上:ヒンズーの寺院。人種でいえば、建国の祖:リー・クアン・ユー以下の華僑が約7割強、その他がマレー系、インド系ですが、宗教でいえば、華僑は仏教、インド人はヒンズー教です。ヒンズーの寺院は濃い!長く英国の植民地だったせいか、インド系は英国同様、空港、ホテルなどのブルーワーカーが多いです。しかし観光客にインド人も多く、その人たちはでっぷり太った超大金持ち。IT技術者の輸出!でも世界一だし、華僑とユダヤ人の陰に隠れることが多いが実はタフでこすいのがインド商人。むーん、複雑なり。
上:今度はマレー系の多くが帰依しているイスラム教寺院。ただし歴史的建造物としての重みは全く無いです。これが人工国家シンガポールの特徴か?画一的で清潔で手入れが行き届いている反面、奥行きが無く薄っぺらい建物ばかり。それがお寺においておや。
上:マーライオン近くで観光客向け「蛇踊り」。黄色い錦蛇でした。やっているのは当然インド系。 上:宿泊したセントーサ島のホテル、シャングリ・ラ・ラサ・セントーサのプール。う〜ん、まさにリゾートホテルの典型!絵に描いたような景色です。
上:おなじくセントーサ島のホテルのプライベート・ビーチ。プールは人工なんで、グアムでも沖縄でも変わりはしませんが、ビーチの椰子はこれは得難い景色。私は松本零士の戦場漫画シリーズに描かれる椰子がまんま生えている、ことに感激してしまったりして(^_^;) まあパーシバルが降伏する迄はブリュウスター・バファローの連隊が日本陸軍と交戦した訳で、松本画伯の描く戦場シーンとは当たらずとはいえ遠からずか?
上:ホテルの朝食風景。どこでも同じブッフェ・スタイルです。セントーサ島は無人のジャングルを切り開いて島ごとリゾート・アイランドとして開発したところなので、夜間人口は観光客だけ!ここともう一軒のセントーサ・リゾート・スパが高級ホテルんあんですが、そのせいか客は日本人・中国人・韓国人・インド人ばかりではなく、結構欧州系と思われる(しかも北欧とかドイツっぽい。ただドイツ語は聞こえなくて仏語の調べしか耳にしなかった)客が多かったです。一目見てヤンキーというのも少ないし、アジア人の中でも韓国人がこの時は少なく、その意味ではいい客筋でした。現地ガイドさんは華僑3代目でしたが、韓国人のガイドは絶対できない、半日で喧嘩になってしまうと言ってました。
上。ホテルの窓に来た猿。餌をやると集団で来るのでダメ、と注意されましたが、そこはそれ、やっぱり我慢できず、酒のつまみ用に市内のセブン・イレブンで買ったポテトチップスやいかげそをあげちゃいました。ニホンザルより小柄な種類なので、手が(前足か)小さくてかわいい〜!種類は分かりませんが、ニホンザルとは遠くない旧世界ザルの仲間でしょう。金糸喉やハヌマン・ラングールでは有りません。