■シフルフェナミドの残留基準設定について 受付番号:495200266000000004 受付年月日:2020/11/25 ★提出意見 シフルフェナミドの残留基準についての【意見】である 【意見1】ホップの残留基準を5ppmに設定することに反対である。もっと低値にすべきである。  [理由]1、アメリカの残留試験4事例で、散布6日後の最大残留値2.24ppmである。    2、アメリカの基準5ppmがそのまま採用されている。   【意見2】おうとうの現行残留基準5ppmについて、先のパブコメで高すぎるとした。残留実態も示されずに、2ppmと強化されたが、まだ、高すぎる 【意見3】推定摂取量TMDIの対ADI比は、下表のようで、各区分で、10%以下で、TMDIへの寄与率が高いのは、小麦、トマト、ぶどうなどである。   20食品で、暴露量を残留基準よリ低値に見積って、EDIを算出し、対ADIをより低値にみせている。   たとえば、小麦:残留基準0.3ppm→暴露量0.037ppm、トマト:0.5ppm→0.13ppm、       いちご:0.7ppm→0.222ppm などであり、   残留基準を残留実態に見合う低値にすればよい。  国民全体   幼小児    妊婦     高齢者  推定摂取量 計 TMDI EDI TMDI EDI TMDI EDI TMDI EDI 単位:μg/人/day) 81.1  21.5 59.3 16.9 89.8 28.1 91.0 24.3 ADI比(%)      3.6   1.0 8.8 2.5 3.7 1.2 4.0 1.1  [理由]ラットの発がん性試験で、雄ラットに甲状腺ろ胞細胞腺腫が、マウスの発がん性試験で、雄マウスに肝細胞腺腫の増加が認められている。非遺伝毒性メカニズムとされたが、このような農薬の摂取はできるだけ減らすべきである。