受付番号 | 202007170001005096 |
提出日時 | 2020年07月17日13時35分 |
提出意見 |
■ピリミジフェンの残留基準についての【意見】である 【意見1】茶の残留基準3ppmに反対である。もっと低値にすべきである。 [理由]1、残留試験2事例で、荒茶の最大残留値2.2ppmであり、浸出液で0.07ppmである。 2、現行基準5ppmを強化したが、まだ、高すぎる。 【意見2】全体的に残留基準が高すぎる。残留実態を調べ、もっと低値にすべきである。 [理由]1、ラットの発がん性試験で、雄の副腎褐色細胞腫の発生頻度が増加したが、非遺伝毒性メカニズムとされている。このような農薬の摂取は出来るだけ、減らすべきである。 2、摂取推定量TMDIの対ADI比は、下表に示すように、幼小児区分で113.2%、高齢者で73.2%と高く、TMDIへの寄与率が高い食品は茶、キャベツである。。 同比を低くみせるため、すべての作物での暴露量を残留基準より低く見積もり、EDIが算出されている。 たとえば、茶:残留基準3ppm→暴露量0.0275ppm、キャベツ:0.3ppm→0.035ppmなどである。 残留実態が低ければ、これに見合って残留基準を低値にすれば、消費者の安心・安全につながる。 国民全体 幼小児 妊婦 高齢者 摂取推定量 TMDI EDI TMDI EDI TMDI EDI TMDI EDI μg/人/day 47.9 6.3 28.0 5.9 34.6 4.8 61.6 7.8 ADI比(%) 57.9 7.6 113.2 24.0 39.4 5.4 73.2 9.3 3、短期推定摂取量ESTIにおいても、国民全体区分で8種の食品が、幼小児区分で6種の食品が、残留基準より低い暴露量を仮定して算出されている。 対ARfD比が高いのは、幼小児区分で、みかんとオレンジが20%、ももが30%である。 以上 |