残留基準パブコメ20/04/10〜05/09 募集


アメトクトラジン
受付番号 202005080000988361
提出日時 2020年05月08日16時42分
提出意見 ■アメトクトラジンの残留基準についての【意見】である。
【意見1】下記の食品の残留基準を2ppm以上に設定することに反対である。もっと低値にすべきである。

(1)すいか(果皮を含む。) 3ppm
  [理由]残留試験データが明らかでない国際基準3ppmを採用している。

(2)メロン類果実(果皮を含む。) 3ppm
  [理由]残留試験データが明らかでない国際基準3ppmを採用している。

(3)まくわうり(果皮を含む。) 3ppm
  [理由]残留試験データが明らかでない国際基準3ppmを採用している。

(4)ホップ 100ppm
  [理由]1、ドイツの残留試験12事例で、散布10日後の最大残留値43ppmであるが、10ppm以下の事例が5例あり、バラツキが大きすぎる。使用条件を検討して、もっと低値にすべきである。
   2、現行20ppm=国際基準でも高いのに、さらに乾燥品のEU基準100ppmに緩和している。


【意見2】いままでのパブコメ意見で下記食品の残留基準について、残留データが明白でないなどの理由で反対してきたが、そのまま据え置かれている。残留実態を調査し、見直すべきである。

(1)だいこん類の葉 50ppm
(2)かぶ類の葉 50ppm
(3)クレソン 50ppm
(4)はくさい 50ppm
(5)キャベツ 9ppm
(6)芽キャベツ 9ppm
(7)ケール 50ppm
(8)こまつな 50ppm
(9)きょうな 50ppm
(10)チンゲンサイ 50ppm
(11)カリフラワー 9ppm
(12)ブロッコリー 9ppm
(13)その他のあぶらな科野菜 50ppm
(14)チコリ 50ppm
(15)エンダイブ 50ppm
(16)しゅんぎく 50ppm
(17)レタス 50ppm
(18)その他のきく科野菜 50ppm
(19)たまねぎ 2ppm
(20)ねぎ 20ppm
(21)にんにく 2ppm
(22)にら 20ppm
(23)その他のゆり科野菜 20ppm
(24)パセリ 40ppm
(25)セロリ 40ppm
(26)その他のせり科野菜 40ppm
(27)トマト 5ppm
(28)ピーマン 2ppm
(29)なす 2ppm
(30)その他のなす科野菜 50ppm
(31)きゅうり 3ppm
(32)かぼちゃ 3ppm
(33)しろうり 3ppm
(34)その他のうり科野菜 50ppm
(35)ほうれんそう 50ppm
(36)オクラ 2ppm
(37)しいたけ 2ppm
(38)その他のきのこ類 2ppm
(39)その他の野菜 50ppm
(40)ぶどう 25ppm
(41)その他の果実 2ppm
(42)その他のハーブ 40ppm

【意見3】全般的に残留基準が高すぎる。残留実態を調査し、低値に見直すべきである。
  [理由]すべての食品で、残留基準より低い暴露量=作物残留試験成績の平均値で、EDIが算出されている。実際の残留量に見合う基準にすれば、国民の安心・安全につながる。
   たとえば、国民全体区分でTMDIへの寄与率が9%を超える、はくさい/レタス/ほうれんそう/その他の野菜 は残留基準50ppm→暴露量 13ppmとなっている。
以上