受付番号 | 201909190000901729/01730 |
提出日時 | 2019年09月19日10時29分/10時32分 |
提出意見 | ★オキスポコナゾールフマル酸塩 についての3意見です。文字数制限のため2分割して投稿します。 【意見1】すいかなど 23作物の残留基準を廃止することに賛成である。 [理由]国内外で、適用のない農薬の基準は不要である。 【意見2】下記の食品の残留基準を2ppm以上にすることに反対である。もっと低値にすべきである。 (1)みかん(外果皮を含む。) 2ppm [理由]1.残留試験4事例で、代謝物を含め最大残留値1.715ppmである。果肉では0.074ppm、果皮では、7.699ppmである。 2、TMDIへのみかんの寄与率がたかい。たとえば、高齢者では、25%である。 (2)なつみかんの果実全体 2ppm [理由]1、残留試験4事例で、代謝物を含む果実亜鉛田の最大残留値0.830ppmである。果肉では、<0.023ppm、果皮では、0.406ppmである。 2、現行基準5ppmが強化されたが、まだ、高い。 (3)レモン 2ppm [理由]1、レモンの残留データはなく、なつみかん果実全体(最大残留値0.830ppm)が参照されている。 2、現行基準5ppmが強化されたが、まだ、高い。 (4)オレンジ(ネーブルオレンジを含む。) 2ppm [理由]1、オレンジの残留データはなく、なつみかん果実全体(最大残留値0.830ppm)が参照されている。 2、現行基準5ppmが強化されたが、まだ、高い。 (5)グレープフルーツ 2ppm [理由]1、グレープフルーツの残留データはなく、なつみかん果実全体(最大残留値0.830ppm)が参照されている。 2、現行基準5ppmが強化されたが、まだ、高い。 (6)ライム 2ppm [理由]1、ライムの残留データはなく、なつみかん果実全体(最大残留値0.830ppm)が参照されている。 2、現行基準5ppmが強化されたが、まだ、高い。 (7)その他のかんきつ類果実1 2ppm [理由]1、ゆずの残留試験1事例で、代謝物を含む果実の最大残留値0.628ppmである。 2、かぼすの残留試験2事例で、代謝物を含む果実の最大残留値0.227ppmである。 3、すだちの残留試験2事例で、代謝物を含む果実の最大残留値0.495ppmである。 4.現行基準5ppmが強化されたが、まだ、高い。 (8)日本なし 2ppm [理由]残留試験4事例で、散布1日後の代謝物を含む最大残留値0.682ppmである。 (9)西洋なし 2ppm [理由]西洋なしの残留データはなく、日本なし(最大残留値0.682ppm)が参照されている。 (10)もも(果皮及び種子を含む。) 3ppm [理由]残留試験4事例で、代謝物を含む果実は最大残留値1.185ppm、果肉ば0.567ppm。果皮は9.258ppmである。 (11)ネクタリン 2ppm [理由]残留試験4事例で、代謝物を含む最大残留値0.657ppmである。 (12)おうとう(チェリーを含む。) 2ppm [理由]1、残留試験4事例で、代謝物を含む最大残留値1.371ppmである。 2、現行基準5ppmを強化したが、まだ、高い。 (13)ぶどう 5ppm [理由]1、残留試験10事例で、代謝物を含む最大残留値2.604ppmである。 2、TMDIへのぶどうの寄与率がたかい。たとえば、妊婦では、46%である。 (14)その他のスパイス 10ppm [理由]1、みかん果皮の残留試4事例で、代謝物を含む最大残留値7.699ppmである。 2、現行基準5ppmが、さらに緩和されている。 その2の オキスポコナゾールフマル酸塩【意見3】につづく その2 受付番号201909190000901729 からのつづき 【意見3】全般的に残留基準が高く、残留実態を調べ、代謝物を含めて、低値にすべきである。 [理由]1、TMDIの対ADI比は、安全評価の目安80%より低いが、みかんやぶどうのTMDIへの寄与率が高い。⇒【意見2】も参照。 2、短期摂取量ESTIの算出では、オレンジ果汁とりんご果汁で、残留基準より低い、残留暴露量が用いられている。 オレンジ果汁: 残留基準 2ppm⇒ 暴露量0.32ppm りんご果汁: 1ppm⇒ 0.31ppm また。ESTIの対ARfD比は、国民全体区分では、ぶどう30%、グレープフルーツ、日本なし。もも各20%であり、乳幼児区分では、ぶどう80%、もも60%、みかん/オレンジ/日本なしで30%、りんご20%である。ちなみに、わたしたちは、子の比率が10%を超えないことを求めている。 以上 |