残留基準パブコメ19/08/26〜09/24 募集


シエノピラフェン
受付番号 201909190000901715
提出日時 2019年09月19日08時50分
提出意見 ★シエノピラフェン について下記3意見を投稿します。


【意見1】下記の果実について、残留基準を2ppm以上にすることに反対である。もっと低値にすべきである。
(1)みかん(外果皮を含む。) 3ppm
 [理由]残留試験4事例で、散布7日後の果実の最大残留値1.15ppmであり、果肉は<0.01ppm、果皮は6.41ppmである。

(2)もも(果皮及び種子を含む。) 2ppm
 [理由]残留試験2事例で、散布1日後の最大残留値0.70ppmであり、果肉は0.02ppm。果皮は6.01ppmである。


【意見2】2013年以前のパブコメで。下記の食品の残留基準の見直しを止めたが、残留実態を示すことなく、据え置かれている。再考願いたい。

(1)なつみかんの果実全体 2ppm
(2)レモン 2ppm
(3)オレンジ 2ppm
(4)グレープフルーツ 2ppm
(5)ライム 2ppm
(6)その他のかんきつ類果実 2ppm
(7)りんご 2ppm
(8)日本なし 2ppm
(9)西洋なし 2ppm
(10)あんず 5ppm
(11)うめ 5ppm
(12)おうとう 2ppm
(13)いちご 3ppm
(14)ぶどう 5ppm
(15)茶 60ppm
(16)その他のスパイス 15ppm
(17)その他のきく科野菜 10ppm


【意見3】全体的に残留基準が高い。TMDIの対ADI比は、下表のように80%以下だが、茶のTMDIへの寄与が大きいの気がかりである。
 また、 ラットの発がん性試験で肝細胞腫瘍及び前胃腫瘍が、マウスの発がん性試験で子宮腺がんの発生頻度が増加している。非遺伝毒性メカニズムと考えられているが、このような農薬はその摂取量を出来るだけ減らすべきで、そのため、残留基準を低値化すべきである。。

       国民全体   幼小児   妊婦    高齢者
       TMDI     TMDI    TMDI    TMDI
μg/人/日  731.9    329.7     532.8    999.6
ADI比(%)   26.6    40.0      18.2     35.6
 茶     
μg/人/日 396.0    60.0     222.0    564.0

以上