その1 「ビフェントリンの食品健康影響評価」意見募集担当 御中 文字数制限のため2分割して送信します。 【意見1】ADI0.01 mg/kg 体重/日と設定した資料を公表すべきである。  [理由1]『マウスの発がん性試験において、雄の膀胱で平滑筋肉腫(粘膜下腫瘍)の発生率が有意に増加したが、その後の検索により粘膜下間葉系腫瘍と診断されている腫瘍であった。これはヒトを含めたほかの動物種での発生は報告されていないため、ビフェントリンはヒトに対して発がん性を有する可能性は極めて低いと考えられた。 』とされているが、参照とする資料は、いずれも未公表である。。  [理由2]『児動物で聴覚性驚愕反応の変化等が認められた』とあるが、参照64のラットを用いた飼料混入投与による発達神経毒性試験が未公表で、試験内容が検討できない。 その2 【意見2】につづく その2 【意見1】からのつづき 【意見2】ARfD0.05mg/kg体重に反対である。もっと、低値への見直しを求める   [理由]イヌの90日間亜急性毒性試験での NOAELが雄で5.0mg/kg 体重/日)ことを根拠にして、ARfDを設定したが、   JMPRはラット発生毒性試験の無毒性量1.0 mg/kg体重/日とラット急性自発運動量影響試験の1.28 mg/kg体重を根拠に0.01mg/kg体重とし、EFSAは、ラットの90日間亜急性神経毒性試験の無毒性量2.9 mg/kg 体重/日を根拠に0.03 mg/kg体重としている。  EPAは、ラットの単回急性自発運動量影響試験から得たBMDL1SD 3.1 mg/kg 体重を根拠にcRfDを0.031mg/kg体重とした。また、6歳以下への影響が大として、   ここでは、安全係数だけでなく、FQPA 安全係数 3で除して、 aRfD(6 歳未満)を 0.010 mg/kg 体重としている。 以上