(読んでくださる方に伝わりやすくするために部分的に手を加えています。特に司会者さんの言葉は簡潔にしすぎています。天勢さんの言葉はなるべく手を加えないように心がけましたが…)
今回のお茶会の天勢さんのファッションは、上は腕まくりして着た、背中に大きく7の数字とサイドにラインの入ったカーキー色のキラキラとしたジャンパー、落ち着いた色味のジーンズとの間に生腹ちらり。シルバー系のシックなアクセサリーで統一していて、全体的に洗練されたカジュアルという感じでしょうか。
JOYFUL!!の主題歌にのってのご登場。少し到着が遅れたこともあって、待ちに待った天勢さんの登場でした。
■ご挨拶
「今日は皆様お忙しいところお茶会の方に来ていただいてありがとうございます。私も今日はみなさんと楽しい時を短いですけれども過ごしたいと思いますので、最後まで楽しんで帰ってください。では、かんぱ〜い」
■質問コーナー
<お芝居>
――チョンパはいかがですか?
天勢「私も宝塚らしい日本物のプロローグを今回させていただいてすごくうれしいんですけれども、いきなり客席が明るくなるんですね。だから大劇場で慣れるまではおおって感じだったんですけれども。一回ね、チョンパが鳴らなかった日、ご覧になった多いらっしゃいますか?(ちらほら客席から手が上がるのを見て)あ、いるいる。チョンパの拍子木の音が鳴らなくて、何をどう間違えたのかいきなりホーホケキョっていったの。チョンパがきっかけで明るくなって音、なの。全部連動してるから、チョンパがホーホケキョだから暗いまんまだし、音も鳴らないし、皆なんか暗闇の中でホケーとかしちゃって(会場笑)数秒間そのまんまで『どうなるんでしょうね』とか言って隣の人に話しかけようとしたら明るくなったからあわてて踊りだしたっていう(会場笑)そんな日もありましたね」
■ゲストその1(立樹遥さん)
――早速ですがゲストの方がいらしているとのことで
天勢「はい」
立樹「おじゃましま〜す(会場大歓声&拍手)おじゃまします!おつかれさまでした。(あまりの驚きに壇上から落ちそうなくらい端のほうへ行く天勢さんに)落ちますよ?」
天勢「びっくりさせないでくださいよ〜」
立樹「ここだ!(ぽんっと天勢さんのおなかを触って)おなか出して〜」
天勢「ありがとうございます〜(しきりに照れる天勢さん)」
立樹「今回安寿ミラさんの場面で組ませていただいております立樹遥です。あと一週間よろしくお願いします」
天勢「よろしくお願いします。こちらこそ」
立樹「じゃあ頑張って続けてください。失礼しました(帰ろうとする立樹さん)」
天勢「あっ待って!写真かなんか撮るんですよね?(スタッフさんに助けを求めるように首傾げつつ)」
〜写真撮影〜
仲良く寄り添って撮っていらっしゃいました。
■質問コーナー続き
――若衆をやっていらっしゃいますが、日本物はお好きですか?
天勢「ハイ好きです」
――それだけでしょうか?
天勢「若衆ですか?日本物はすごく好きで、日本物のお化粧とかも、簡単だからと言うわけではなく好きです」
――ファンの方からのお願いと言うことで、お芝居のラストの勝鬨のところで天勢君の『天晴れ弓取り!』という素敵な台詞があるのですが、是非それを生で聞いてみたいとのことなのですが。
天勢「あの、甲冑を着ていないのにあっぱれはちょっとねぇ、キビシイんですけどねぇ。そうですか?そうですね。こんなとこで伸ばしてもしょうがないのでやりましょうかね。…(居住まいを正して)…『天晴れ弓取り!』(会場拍手)」
――無理なお願いをして申し訳ございませんでした。ありがとうございます。
天勢「とんでもございません。四天王は四人で一人なので一人だとちょっと…難しかったです」
■ゲストその2(真波そらちゃん、祐輝千寿ちゃん)
天勢「ありがとうございます。また上級生だったらどうしようかと思っちゃった」
二人「おめでとうございます」
天勢「自己紹介して?」
真波「真波そらです」
祐輝「祐輝千寿です」
真波「新人公演でちーさんの役をさせて頂きました。これを言わなくてはいけなかったんですよね。すいません。真波そらです。」
天勢「(会場に向かって)彼女の天晴れ弓取りも聞きたいですか?(会場笑&拍手)」
真波「いやいや、お稽古の時すごかったんですよね、私」
天勢「お稽古?頑張っていたよ〜」
真波「『天晴れ弓取りー(声裏返りつつ)』って。本当に本番はドキドキしてました。でもいっつも優しく教えていただいて。本当お化粧綺麗ですよね。勉強になることばっかりで…これからもよろしくおねがいします。素敵です。」
天勢「(笑)」
祐輝「お疲れ様です。話すことをちゃんと考えてこようと思ったんです、今回は。でも、一夜考えたんですけど浮かばず…すいません」
天勢「それで終わり?」
祐輝「はい(会場笑)」
天勢「こんな私のお手伝いをしてくれてて、ぐっちょんがいないと忘れてばっかりだよね」
祐輝「そんなこと」
天勢「本当にお世話になりっぱなしで、遊んでもらって」
祐輝「遊んで頂いてます」
天勢「たまにね」
祐輝「置いていかれたり」
天勢「置いていかれたり(笑)だってね、ショーが始まる前におかもちっていうスプレーとかお化粧直したりするものを持っていつもついてきてくれるんですけど、楽屋に二つ入り口があるんですよ。で、こっちでいつも待ち合わせして一緒に行くんですけど。忘れ物をして『取ってから行くからこっち(反対側)で待ち合わせね』って言ってるのに、いないの。いないから遅いから行っちゃったんだと思ったら、後ろから『ち〜さ〜ん』って追いかけてくるんですよ。『待ち合わせって言ったじゃん』とか言ったら、(いつものとこで)一人でずっと待ってるの。ごめんね」
祐輝「ごめんなさい」
天勢「置いていったりしないから明日からもよろしくね」
祐輝「お化粧上手になるように頑張ります」
■質問コーナー
<ショー>
――質問が多かったんですけども、ブレスの一弦の女の場面、色気を出すコツなんかはありますか?
天勢「そんな質問が多かったんですか?でも、色気は無い無い無いとさんざん皆様に駄目出しを頂いて」
――女役さんとはちょっと違ったキュートな色気ですよね
天勢「そうですか?いつも舞風さんとか、お稽古場では森央さんとかお姉さま方に教えていただいて、一生懸命近づこうと日々、日夜…夜はしないですね(笑)日々努力するんですけども、私なりに頑張っております」
――カツラのお話を詳しく伺いたいのですが
天勢「カツラは大劇場の時は一つしか無くて、東京でもそれは使ってるんですけれども、もう一つそのショートのやつにちょっと長いのがついているやつと、あともう一個はほとんど被ってないんですけど、金髪のくりくりっとしたやつと三種類一応持ってきまして。でも最初はちょっとだけついてるのを被っていたんですけれども、最近は一番ショートのやつを頻繁に被っています。なぜ最近ショートのが一位になったかといいますと、カツラの手入れのやり方がやっぱりよく分からないわけですよ。男役だと。したら、ちょっとだけ出てるやつってのはカールは伸びてきたら巻かないと伸びるわけですね。公演も半ばを過ぎて、伸びているのに巻く術を知らず、そのまま伸びたやつを被っていたら、昨日か一昨日くらいにコムさんに『あのカツラ初めて見る〜』って言われて『え?けっこう何回も被ってます〜』って言ったら『あれやめたがいいよ。なんかイソギンチャクがついているみたいだから』って言われて。で、今日は『巻こうと思うんだ〜』って楽屋に持って帰ってきたら『絶対自分で触るのはやめな!』って同期の澪うららが鉄カラーで巻いてくれました。すごいですよ。鉄カラーでカラカラカラって(巻いている様子を再現)」
――天勢くんお気に入りの鬘は?
天勢「そうですねぇ。個人的にはショートのやつが軽くていいですかね。熱いんですよ、髪の毛がやっぱり背中にあると。ショートカットに限ると」
――最近一位になったということで
天勢「はい」
――振りが大劇場とは変わったのではないかということをおっしゃられているファンの方もいらっしゃるのですが
天勢「振り付け自体で変わったのは帽子をかぶせてもらうところの振りがちょっと変わりましたね。大劇場の時は座って腰から上がっていくという感じだったのですけれども、立ったままに変わりましたね」
――先ほど立樹さんもいらしていましたがラブラブの雰囲気だと
天勢「(笑)そうですか?でも、しょっちゅう足を踏んでしまったりするんですよね。手をとろうとしたら取りそこなったりとか、そんなことになったらおかしくておかしくて、笑いをこらえるのに必死で。こんながさつな娘役ですけど仲良くしていただいています」
――リフトにはコツがあるんでしょうか?
天勢「リフトっていうのはプロローグでは山科愛ちゃんを、中詰では神麗華ちゃんを持ち上げているんですけど、全然重くないんですよ本当に。タイミングかな?息が合ったら本当にすごく簡単に。スーパーでお米を買って帰るより軽いですよ(会場笑)」
――ペダルというサスペンダーの場面は表情と腰の動きがいいと評判ですが、踊っていていかがですか?
天勢「あの場面は、皆様からお手紙を頂いても、娘役のところとサスペンダーのところが一番好きだと言ってくださる人がすごい多いんですけど。私もすごい振りが好きですね。今までにあまり無い感じの振りが多くて、身軽なんですね。ジャケットとかを着ていないので、思いっきり踊れて、踊っていてこちらも楽しいです」
――ショーの中で一番好きな場面は?
天勢「皆様と一緒で、女役のところかサスペンダーかって感じですね」
■ゲストその3(舞咲りんちゃん、神麗華ちゃん)
天勢「いらっしゃい。本日のスペシャルゲストがいらっしゃいました」
舞咲「新人公演で忍をさせていただきました舞咲りんです」
天勢「どうぞ(さっきまで座っていた椅子を勧めて)今日はちょっと会見を開くことがあるので、どうぞ」
舞咲「(遠慮なく)失礼します(会場笑)」
天勢「どうぞ」
舞咲「本日お集まりいただいたのは他でもなくて。新人公演の本番中です。私が二回目に死にそうになって出てくるところに」
天勢「最後の化野ですね」
舞咲「はい。ちーさんが切りかかってくるところがあるんですけれども」
天勢「それをね、後ろから何回も止めるじゃないですか」
舞咲「あの止めた時に、怪我をいたしまして」
天勢「そうなんです。私が妻の顔に怪我をさせてしまいましてね。皆様、そんなことお気づきの方いらっしゃいますか?何か事件が起きたのでは?と思われた方いらっしゃいますか?新人公演本番中に。いない?実は『おのれ〜』と言ったときに忍を振り払った時に…(会場で『あ!』と声が上がる)『あ!』とか言ってますね」
舞咲「お気づきになられた?」
天勢「顔をばこーんってしちゃって。私絶対ひめの鼻が折れたと思って、どぉしよ〜って思ったんだけど『ひめ!』って言う訳にもいかず」
舞咲「でもあったですよね」
天勢「止めてる時にひめの顔確認したの」
舞咲「すごい顔がヤバイって顔になって、あ!私ヤバイんだって思って」
天勢「ひめの顔がヤバイんじゃなくて、どうしようって思ったの。でも続けなきゃいけないしさ」
舞咲「でも痛いし」
天勢「もう、うるうるしてるの。芝居で泣いてるのか、痛くて泣いてるのか。きっと痛くて泣いてたの。ホントごめんなさいって感じで。ね」
舞咲「本当に痛かったんですよ」
天勢「ね、痛かったよね。本気だったもん」
舞咲「本当にお化粧なんてどうでもいいって思いましたもん。あの時は。痛くて。でもお芝居を続けなくてはいけないし」
天勢「もう複雑複雑」
舞咲「すごい複雑で、袖に入った瞬間『ひめごめ〜ん!!』って」
天勢「本当にすごかったね、本当にすごい傷になってね」
舞咲「二週間前くらい?」
天勢「ひめの顔見るたびに心が痛んで」
舞咲「そうなんですよ。毎朝毎朝おはようございますってあいさつするときも、私の目じゃなくて鼻を見るんですよ」
天勢「そうなの目を見てないの。視線は鼻なの。大丈夫だった?」
舞咲「もう平気です」
天勢「良かった今日はこの謝罪会見を開かせていただこうと」
舞咲「本当にちーさんとは新人公演になると何かしらありますよね」
天勢「また言いたいの?あの話」
舞咲「もういい」
天勢「けっこうね。刀とひめがいると何かが起こるんですよ。『愛燃える』のときもね。やっちゃいましたからね。今回もやっちゃいましたからね。またそのうち何かやっちゃいますね。きっとね」
舞咲「楽しいです。毎回」
天勢「どうぞ。ごめんまだ話足りないみたいだけど、終わらないから先に」
神「今回ショーの中詰めの三組のカップルのところで一緒に」
天勢「今お米より軽いって話をしてたの」
神「え?(意味が分かっていない)」
天勢「いいのいいの。皆分かっているから大丈夫」
神「一緒に踊らせていただいています。…何も食べずに頑張ってます!」
天勢「うそばっかり」
神「(笑)小休憩、お芝居が早く終わるのでちょっとお腹すいたなぁと思ったら食堂に言って『どんぶりお願いしま〜す』って」
天勢「タイミングが合うと本当に軽いんですよ。何の重みも感じないから。今日すごい軽かった、高く上がったよねって…終わったらいつも真面目に反省会しているよね。今日ちょっと低かったかなぁとかね。で『今日すごく軽かった。高く上がったね』って言ったら『え、そうですか?小休憩どんぶり食べたんですけど』って(会場爆笑)何も食べないと調子が悪いのかなと言ってね」
神「たぶん食べた方がいいと思う(会場笑)こっちはそんなに事件は起きないですね」
天勢「そうですね。宝塚ではね」
神「ここ(肩)にキスされたりとか」
天勢「そんなこともあったかしらね。あったね。けっこういろいろやっちゃってるんですよね」
司会者さんからの提案
――舞咲りんさんに謝罪ということで、これもお衣装着てないのであれなんですけど、新人公演で『忍、いくぞ』の台詞があったと思うんですけどそれを一言言っていただいて…
天勢「はい(表情ががらりと男役モードに変わってりんちゃんを見つめつつ)『忍…』」
神「『あなた!』」
二人の間に無理やり割り込んで忍に成りきる神ちゃんに天勢さんも会場も大ウケ。
天勢「(神ちゃんに向かって)OK、OK」
神「ありがとうございま〜す」
天勢「じゃあ、二人の忍に囲まれて…」
と二人に囲まれての写真撮影になりました。
■質問コーナー
――公演中の失敗談や面白エピソードなどをお聞かせ下さい
天勢「そうですね。毎回おかしいですけどね。あ!あの頼光様と四天王がいるじゃないです。頼光が経営する『つわものクラブ』っていうホストクラブがあるんですけれど(会場笑)そこで4人働いているんですね。それで、『クラブつわもの』のメンバーはこの間気付いたんですけど、私が黄色いつなぎのフリルの場面に全員四天王が偶然ダンサーとして入ってるんですね。あれは『クラブつわもの』の余興なので明日からそういうつもりで見て下さい。で、『お待ち下さい!』で出る前にいろいろ話したりしているんですけど、ある日何の話かでポジティブ思考の話になったんですよ。で、『すごい前向きだね』『ポジティブポジティブ』とか言ってたら『日本物なんだから横文字使わないで』という話になって、ちー坊さんが公時、金太郎さんじゃないですか。で、『横文字なんて使ったら私なんて“ゴールデン太郎”だよ〜』って(会場爆笑)で、私は普段はぜんぜん頭が回らないのにそういうくだらない時ばっかり頭が回っちゃって、出る寸前に、悠なおきさんが渡辺綱じゃないですか。で、『そんなこと言ったらなおさんなんて“ロープ”だよ』って言ったの。そしたら『“ロープ”だよ』って言った瞬間『お待ちください!』って言わないといけなかったんですよ。かしげさんとちー坊さんがおっかしいんだけど笑う間もなく『お待ちください!』って出ないといけなくて、そんな調子で出るからちー坊さん、『お待ちくださひ〜(声裏返り)』って(会場爆笑)袖に入るまで腹筋鍛えるために一場面やったのかってぐらいな。…ま、そんな話」
<オフの話>
――東京公演の前に長いオフがとれたとのことですがどこかにいかれたんですよね?その時の話をお聞かせくださいますか?
天勢「久しぶりの長いお休みがありましたので色々なことをしたんですけど、いつもお茶会の度に皆様に頂く旅行券を使わせていただきまして旅行へ行かせていただきました。行き先はベニスとフィレンツェとパリに行ってきました(両手でピース)(会場笑)私はベニスは一回行ったことがあって、すっごい魅力的な街で、で、カーニバルがあるっていうのをみなさんご存知だと思うんですけど、仮面を被って町中の人が仮装している、どうしてもその時期のベニスに行きたくて、ちょうど2月末〜3月始めまでお休みだったので、行って参りました。普通に、今回の公演のかしげさんととなみちゃんのピアノの場面があるじゃないですか、あそこのかしげさんやとなみちゃんみたいな格好をした現地の男の人と女の人が普通に買い物してるんです。すごいなり切ってるの。その人たちは役者さんとかでもなんでもなくて、街の人とか観光客の人がレンタルのお衣装とか仮面を身に着けてカフェでお茶してたりとか、普通に町の中を歩いていたりとか。私とかは仮装しませんよ。仮装はもういいので、普段は普段着ですごしたいのでしなかったんですけど。そういう仮装をしてない人がしている人に写真を撮ってくれと頼むと一緒に撮ってくれるんですけど、もうなりきっているからすごいの。ポーズとかとっちゃって、壁とかへばりついちゃったりして(会場笑)なんだこの人は?って思いながらも撮ってもらいましたけれども。すごい寒かったけれども行けてよかったです。」
――何日間くらいいらしてたんですか?
天勢「全部で10日間くらいですかね。行っていました。」
――満喫されたということで
天勢「はい」
<新人公演の話>
――新人公演で苦労された点や難しかった点は?
天勢「今回は大劇場の時もそうだったんですけれども、内面的にすごく難しい役で、彼の生き様というか、すごく起伏があるじゃないですか。その中で精神的な面が変わっていくというところが、一人の知親の生き様を表現できたらな、と思って。一番難しかったのがさっき来てくれた舞咲りんちゃんとの憎むの歌のあとの二人のところがすごく難しくて。アミさんとはまこさんがなさっているああいう深みとかも二人がやると全然でなくて。前日まで先生にお稽古を東京で見て頂いて。難しかったですね」
■写真撮影
テーブルごとに天勢さんを囲んでの撮影
■テーブルごとの質問コーナー
天勢さんがくじを引いて、当たったテーブルのそばまで行ってそのテーブルの質問に回答するというもの。ここで天勢さん、金屏風の裏でなにやら準備を。
天勢「お待たせいたしました。Dr.天勢です」なんと!グラフで連載中の狩須魔カウンセラーDr.天勢のお姿に。白衣に天勢バッヂ(会服についているバッヂ)をつけ、おもちゃの聴診器をつけていらっしゃいました。メガネが無い代わり(?)に、Dr.がグラフの中では使用していない注射器がオプションとして(?)ついていました。
Q.1 ナス田楽サンドは東京公演でも食べていらっしゃいますか?
A.ナス田楽サンド?東京にはないんです〜大劇場の生徒食堂にしかないんですよ。東京でお茶会初めての方はご存じない方いらっしゃるかもしれませんけど、私が大劇場にある生徒用の食堂で一押しのメニューがあるんですけれども、ナス田楽サンドという食べ物なんですけれども、ナスの田楽をサンドイッチにするんですよ。それで味噌多めって注文をつけるんですね。パンが重くなるくらい味噌を吸い込んで美味しいんですよ。思いだしちゃった〜ナス田楽サンドのこと。今食べれないんです〜(とっても淋しそうに)Dr.ヘコんだ
Q.2 今一番はまってること、もの、場所は何ですか?
A.そうですね。はまっているわけではないんですけども、私、楽屋の中でいつも化粧前にいないんですよ。休憩所みたいなところを自分の小部屋みたいにして、肩たたき棒とかローラーとか置いて、そこで一日中過ごしているんですね。あ、舞台は出てますよ、ちゃんと(会場爆笑)休憩の時ですね。場所はじゃあ、そこです。はまっているものは肩たたき棒、です
Q.3 小さい時にテレビゲームしましたか?引きこもりになりそうで現在困ってます
A.あらららら、それは困りましたね。私はですね、小さい時はテレビゲームというものはいたしませんでした。機械物に小さい時から弱くて、やり方がよくわからなかったのでしなかったですね。どなたですか?いけませんよ。引きこもりになっては。お友達と出歩かないと。あまり目にも良くないですからね。お日様の当たるところに出かけていった方が健康によろしいかと思われますよ。
■ゲストその4(山科愛ちゃん)
ゲームの途中でお客さんがいらっしゃいました。
天勢「え!こんな格好で〜?誰だろ?」
しなちゃん登場
天勢「見られちゃった。いらっしゃい。どうぞ。ごめんねこんな格好で。これ私の自前じゃないよ。これで楽屋出をしてきたわけじゃないからね。怖がらずに上がってきてください」
山科「お疲れ様です。いつもお世話になってます。山科です。いいときに私来ましたね。やったぁ。え?これはグラフのままですか?あ、違うんですか?」
天勢「グラフのまんまじゃないんだよぉ、ないんだけど、これは今日のお茶会用?あの、往診用?」
山科「(笑)すごいいつも大変そうですよね。これ書くのに。出さなきゃ〜って眠い目をこすりながら書いて」
天勢「この間なんか楽屋でね〜」
山科「書いてたね」
天勢「そうなんですよ。あの、聖くんの号だと思って、じゃあ聖に聞きながら書けばいいやと思っていたら私の勘違いで紫城るいちゃんの号だったんですよ。誰にも聞けないから困っちゃって困っちゃって。書きましたけどね」
山科「相変わらずいい感じですね。」
天勢「そうですか?」
山科「天然さが(会場笑)素敵です」
天勢「ありがとうございます」
山科「すみません。いつもいつもショーのプロローグでリフトをしていただいているんですけれども。すみません」
天勢「とんでもないです。ホントに軽いんですよ。タイミングが合わなくても軽いから上がるんですよ」
山科「タイミングが合わないのに一から自分の力で持ち上げてくださるときとか」
天勢「うぉりゃ〜って感じで」
山科「あげた〜っ!みたいな。本当すみません」
天勢「あげたらおろしたらあがった満足感。続きを忘れるくらい」
山科「次の日のに腕とか腰とか痛かったらどうしようと」
天勢「本当にしなも神も軽いので、それは大丈夫です」
山科「すみません気をつけます」
〜写真撮影後
天勢「こんな格好してたって言わないでね。ひめとか神とかに言ったら大変なことになる…」
山科「言っておきます(にっこり)(客席爆笑)」
天勢「言わないように」
山科「明日から持ち上げてもらえないと困るので」
天勢「そうね」
山科「おじゃましました〜」
しなちゃん去りし後
天勢「どうしよう明日楽屋でふざけた格好していたよって言われたら…」
■テーブルごとの質問コーナー続き
Q.4 新人公演の陰ソロの時はどのようなお姿で歌っていらっしゃるのでしょうか?
A.聞きたいですか?本来は陰コーラスのボックスって言うのは奈落にあるのですが、下りている時間が無いので下手の花道の裏側にマイクがあってそこで歌っているんですけれども、それはもうあっぱれな格好ですよ。あれはねぇ、プロローグが終わって知親に変わるちょうど間で、途中まで着替えて歌って残りを着替えるってかんじなので。一番最初に出てくるお衣装の、緑の着てますよね。その下のオレンジの着物を着て袴をはいた所までしかできなかったので、そこで歌いに行くんですね。もうボウズですよ。羽二重状態。つるんってかんじで。つるんってかんじなんですけれども、バクバクしながら歌っていましたね。終わったらまた走って帰って、すぽって(カツラを)かぶしてもらって残りを着替えるという感じです。
Q.5 今の世の中SARSが心配ですが、舞台や生活においてなにか健康法、食べ物、運動など行っていることはあるでしょうか?
A.はい。私達タカラジェンヌは一日中気違いのようにうがいをします。楽屋に帰ってくるたびに狂ったようにうがいをして、年中風予防と、あと特に痛いところが無くてもマッサージに行くなどのケアは私もお休みの日にはマッサージに行くなどしてますけど。あと食べ物は食べたい時に食べたいものを食べたいだけ食べるとストレスもたまらないので健康に一番いいのではないかと思う今日この頃です。
Q.6 「仮面のロマネスク」の東京公演時はなにをしていたのですか?
A.東京公演は出ていないんです。Dr.失踪事件かと思いました。初舞台が終わったら私達はA班B班C班D班に分かれて、B班の人がそのまま「仮面のロマネスク」の東京公演に出て、私は花組さんの「失われた楽園」と「サザンクロスレビュー」初演のですね。真矢みきさんの。あれの東京公演だけ出させていただいて、「失われた楽園」の時にハリウッドの映画スタジオの守衛の役をA班の同期の男役とやっていて、暗転になったらみきさんの手をひいて入るという役をさせていただいていて、手が洗えませんでした(即座に)洗いましたよ!洗いましたけど(会場笑)その時は。
Q.7 今回の公演で一番好きな衣装は?ショーの方から。
A.ショーでですか?そうですね。場面的は娘役のところが好きなんですけど過激すぎてね、お衣装が一番好きとは言えないですね。そうだなぁ…一番好きなお衣装はやっぱ鎧ですかね(会場笑)あ、ショーでですね。言いましたよね、すみません。真面目に答えますね。ショーはゴスペルのところの白の背抜きの衣装がすごくみんなで着てて爽やかな感じで涼しくて好きですね。
次のテーブルに移動する時、聴診器を持ち上げて「往診に参りました」と言ってたり、みごとに端から端まで回ることができて「ニヤリ」とか「全国津々浦々」とか言ったり、会販の自分のグッズが気になるのかじーっとその方向を見ていたり、生Dr.はなかなかお茶目なお人でした。
■抽選コーナー
@組本のジャニーズ風の写真にサインを入れたもの
天勢「あの写真は今までに無いかんじですね」
――組本のイメージはこんな風って撮影される方に言われるんですか?
天勢「そうです。あれはたぶん私と音月桂ちゃんだけでなく、全部のコーナーで見本の写真を頂くんですね。こんな雰囲気で撮ってみたいんですけどって。で、私達の見せていただいたのは本当にジャニーズの方の雑誌の切り抜きで」
A会販売のオリジナルポストカードの元になった写真(オフの旅行中の写真)にサインを入れたもの
B新人公演のスチールに名前とサインを入れたもの
CDr.天勢扮装で使用した会服天勢バッヂにサインをいれたもの
■ゲームの景品
お茶会開始前、天勢さんが到着する前にビンゴゲームを実施。優勝チームが2人ずつ天勢さんを挟んで3ショットで撮影することに。
天勢「(ゲームは)もうやっちゃったの?」
――もう終わってしまったんです。到着前の時間を利用して…
天勢「そうですか。じゃあ今度は私もね」と、みんなと一緒に楽しめなかったのが淋しかったご様子です。
■天勢さんへのプレゼント
クラフト飛行機の側面にサスペンダーの場面で両手を振り上げる振りをしている天勢さんの写真が貼り付けられその手の部分にGOOD LUCKと書いてあるものを持ってました。
――開けていただいてよろしいですか?
天勢「オープン」
――壊れやすいものですので
天勢「なんだこれは〜」
――それがプレゼントではないんですけれども
天勢「サスペンダーの天勢いづるがGOOD LUCKと書いてあるものを持っていますが」
――旅行の目録になります。
天勢「素晴らしい目録を〜。こんないいポーズをしているんですね。私は」
■お手紙の紹介
天勢「天希かおりさんから。『ゴールド太郎』さんと本当に書いてありますね(笑)つわものクラブの一番兄貴ですからね。これは、『つわものクラブの成功を願って』弟分です、私の。音月桂ちゃんから頂きました。そして、あ!つわものクラブのオーナーから来ました(笑)頼光(貴城けい)様から頂きました。そして、これは研1さんの子ですね。何も私はお世話などしていないのに〜大凪真生ちゃんという子なんですけれども遊んでもらっています。そして、となみちゃん、白羽ゆりちゃんからも来ましたね。中詰めのところで聖と三人で歌っています。しょっちゅう二人で私が出早をしてもちゃんとそのカウントで出てきてくれるし、私がセンターをずらしてもずれたまま終わってくれるし。迷惑ばっかりかけていますね。本当にまったく。で、サスペンダーで若干絡んでる麻樹ゆめみちゃんも。『ドラムこのごろ調子いいと思いませんか?』私いつもいいと思うよvありがとうございます」とコメントつきで紹介してくださいました。
■天勢さんからの歌のプレゼント
天勢さんがお好きな平井賢さんの曲で、『Ring』を。
■今後の予定
天勢「今後の予定は、5/4まで今の公演を東京宝塚大劇場でさせていただいて、その後は6月の5日と6日に宝塚でしかないのですが、TCAスペシャルの方へ出演させていただきます。その後は6/14〜23までバウホールで、つわものクラブのオーナーと『アメリカンパイ』に出演させていただきます。東京も6/28〜7/4まで参りますので、たくさんたくさん観にいらしてください。その後はですね、ずいぶん先まであるんですね。8/22〜9/29まで宝塚大劇場でまた雪組公演ございます。そして11/4〜12/23まで東京の方でやったらまた今年が終わってしまうんじゃないかと。というふうにまだ今年の残りもびっしりと舞台でたくさんたくさん皆さんにお会いしたいと思いますので、何度でもいらしてください。本日は本当にありがとうございました。」
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