こんばんは!パンチョスたんげです!
実は先日、僕がこの様なサイトを持ってる事も知らない年輩の方から『最近、カフェってブームだそうだけど、一体何がいいわけ?』と素朴な疑問を投げかけられまして『カフェって空間を提供する場所なんですよ。心地よさを提供するような!』などとお答えしたんですが、はっきり言って定義なんかないわけです(個人の好みの問題ですから)しかし、それでは一言で終わってしますので、例えばこんな要素があればいいんじゃないかと自分なりに考えてみました。あくまでもパンチョスの考えですから!異論はあると思いますが!

 

 

 

  

僕が思うに今のカフェブームはいかに安らげる空間を提供してくれるかが、鍵だと思うんです。かなりオーナーやマスターの趣味によるところが多いんですが、インテリアや雑貨は要素として大事ですね(個人的には椅子が堅いのは嫌いです)当然、ライティングも明るすぎず暗すぎず。人によって落ち着ける明るさって違うんですが、この辺も自分にあったカフェがあるはずです。
『カフェミュージック』と言うジャンルが出来たほど、音は大事な要素です。
最近は耳障りのいい曲(ボサノバとかフレンチポップス)が多いですね。この辺も南米系とヨーロッパ系に分かれるところです。コンピレーションCDはここのところやたら出てますし、アフタヌーン・ティーやカフェ・アプレミディそしてあのスターバックスまでもコンピレーションCDを出してます。
そう言う点ではフランフランやビームスやザ・コンランショツプ。そして無印良品までも出してますので家具や雑貨・ファッションに至るまで同次元のカルチャーとして広がりを見せています。
ロケーションは用途によって変わりますので単純な比較は出来ないですね!交通の便が良ければいいのか?と言うとそうでもないです。待ち合わせ専用のカフェは駅のプラットホームのようで落ち着きませんし。個人的には隠れ家的なカフェがいいなぁと。まぁ、落ち着けるところがいいですね。この辺はBarと同じ感覚ですね!基本的には。
 
ゴッホなどカフェがあったので生涯独身を通した。などと言うほど食とカフェの関係は根強いモノなのですが、まぁ本格的な食事はフレンチやイタリアンの専門店に譲るとして、軽食やデザートはカフェの個性が発揮されるところですね。オーガニックな素材を使ってるところやこだわりの一品があるところに引き寄せられます。というか、僕自身は好き嫌いがないので、引き寄せられるそうです(笑)僕の唯一のこだわりは【出されたモノは残さず食べる!】が最良のマナーだと思ってます。コーヒーは、かなりのヘビードリンカーなのですが、味にはこだわりません。エスプレッソは美味しいなぁーと思う程度です。僕の意見はここでは何も参考になりませんね!悲しいかなグルメとは一生無縁でしょう!
 

パリのフロールでサルトルやボーヴォワールが実存主義を語ってた昔から、カフェは情報交換の場所であり夢を語る文化の場所だったのです。これこそが、カフェの持つ意味があると思います。その昔、原宿にもレオンという喫茶店がありました。伝説のセントラルアパートの一階に。ミュージシャン・デザイナー・フォトグラファー・コピーライターの溜まり場でした。僕の幼い日の記憶にも(多分、小学生になるかならないか位の時だったと)カッコイイ空間でした。店内が黒いタイル張りで。
そして何よりも、そこに集う人が何を話してるのかは不明なのですが、カッコイイなぁーと!
なくなる直前まで仕事の打ち合わせに使っていたのですが、あららら不思議?実際、仕事の打ち合わせで使う頃は、そんなことは感じませんでした(笑)
僕はカフェという空間の大部分は、そこに集う人達によって形成されていると思います。
コミュニケーションとしての役割をカフェは果たせるのか?と言うところがカフェの今後の課題でしょう!
本当の意味でのカフェブームからカフェ文化の定着には、器も居心地のいい空間である必要はありますが、中身の方がより大事だと思うんですが・・・。いかがでしょう?
企画書チックな内容になりましたが(笑)次の更新までSEE YOU!!  あ〜肩凝った!カフェでも行こうっと!

 

       

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