*I LOVE YOU
 ある日ミッシェルは、自分の口笛に反応して「I love you」と呟くヘンな顔のキィホルダーを拾う。それからと云うもの、そのキィホルダーを熱愛し始め、今ハヤリの引きこもりクンにドンドンなっていくのである。(それはそれでかなり幸せな人生)


 しかし!ばかばかしい理由でバイクで事故って歯医者
(ジャン・レノ)にお世話になる羽目に。彼はその日から、口笛がふけなくなってしまうのだった・・・。そしてしょーもないヤキモチを例のキィホルダーに焼き続け、バイクで海に突っ込み、幻覚を見つつ、終了〜・・・。


  といった、多分ご覧になったことが無い皆様の方が断然多そうなので、ストーリーをかいつまんでみました。 


 で、どーなのよ、と言う事ですが、う〜む・・困った。
 この映画は、別にストーリーが楽しいわけでもないし、人生の教訓が含まれているってわけでもない
(まぁ、ある意味「ゴミは拾うなよ」って教訓が有るような無いような)
 

ただランバートって、こういうヘンテコリンなキャラがピッタリだな、という認識が出来る1本ではある。
そう、ランバートファンにはある意味、たまんないかも。今より若いし細いし、ヘンなガラシャツもバッチリ着こなしているので。
 

 ま、一言で言うと「スタイリッシュ」
(マジ死語)な映画ってことで。・・・あ・・目まいが・・クラクラ・・。
 
        *悪魔の棲む家*
 どないなモンでしょう?
やっぱ宗教の違いでしょうか、よっぽど映像に訴えないものの他は、サッパリ怖くないのが「ホラー映画」・・・。
ま、現地でも「ホラー」イコール「お笑い」なわけだし、それでいいのかもね。

で、この映画だが、なぜ取り上げたかと言うと
舞台になった「家」がかわいかったから。

 初めに奥さんが、この家を改装するんだけど、その場面がとても好き!
そんな私は「渡辺篤の建物探訪」が大好き。

 壁から血が出ても、ダンナがおかしくなっても、こんなにかわいい家なんだもん、なるたけ引越しは先延ばしにしたいよね。わかる、わかる。その気持ち!

        *アナザーカントリー*
 
今更「アナカン」。書いてどーするよ。
 
そーはいってもジャド役のコリン・ファース、「ブリジットジョーンズの日記」でまたもブレイク!
(ホントか?)ステキです。

とりあえず「モーリス」よりは品のある分、こっちに座布団1枚!だろうて。

基本的にオックスフォードだし。

 この映画で一番評価できる所は「寄宿舎ドリーム」を再現ドラマにしたところだ。その功績は大きい。
これによって「ポー・・」及び「風木」一門の妄想は、一応の自己完結が出来たヒトも多いことだろう。いや、返って「火に油」・・というケースも多々・・・。

とりあえず、この映画の登場によって、「全日本寄宿舎マニア」のドリーマー達は「やっぱり私は間違っていなかった!」と、心に刻んだ思い出の1本であろう。
         *アマデウス*
 よく出来たミステリーで、とってもスキな1本。

 題材もいいけど、この頃の建物も服装も、とにかく猥雑な文化がとてもいい。

 だが、だいたい同じ時代を扱った、G・オールドマン主演の「ベートーベン・不滅の愛」が数段面白くないのはなぜなのか?
 それはやはりベートーベンには「チンピラテイスト」が無いからよね。G・オールマンはチャキチャキのチンピラなのにね。キャラが合っていなかったのね。きっと。って、関係ない話しが続いたわね。

 とりあえずモーツァルトもサリエリも、良かったんだけど、一番良かったのはヨーゼフ2世。
 もう、ホント、権力者にヨワイんだよね〜。私。
っつか、ヨーゼフ2世、サイコーでしょ?
ボケボケしててベリーキュートvv。デッカイ体でチッコイピアノを弾いてる姿がいとおしい。

 合格。

            *アメリ*
 さて、どーなんだ、「アメリ」?
 
 
実はロードショウで見た時よりTVで観た方が面白かった映画だった。

要するにチッチャイ画面で見た方が分かりやすかったのかもしれない。ツボがチッチャイから。

そしてどーしても八百屋の男の子・・・
少年隊の植草でしかない。
それは画面が大きくても小さくても植草は植草。