A-38:トップ・ヘビー・プラン

     

    ADPテスト、ACPテストは差別の有無を年間拠出額というフローを使った比率で検討していきましたが、トップ・ヘビー・プランのテストはプランの資産残高というストックの比率で検討していきます。

     

    トップ・ヘビー・テストでも従業員を二つのグループにわけますが今度は、主力従業員(Key Employees)という概念を導入します。

    主力従業員の資産残高が占める割合が、プラン資産全体の60%を超えているときはトップ・ヘビー・プランとみなされます。

    主力従業員とは以下の4つの条件いずれかを満たした従業員です。

    1. 執行役員Officer)であって、年収が1998年度で65,000ドルを超える
    2. 年収3万ドルを超え、持株比率が0.5%以上で上位10位以内の持株従業員
    3. 持株比率が5%以上の株主従業員
    4. 持株比率が1%以上で、年収15万ドル以上の持株従業員

    (持株比率算定については、本人の所有株意外に配偶者、子供、孫、親の持株も合算する)

     

    トップ・ヘビー・プランとみなされた場合の対策

    1. 受給権スケジュールを緩和する(以下の条件より従業員にとって厳しくする事はできません)

      • 5年“CLIFF”型の場合は、3年以上で100%の受給権を付与する
      • 7年“GRADED”型は6年以上で100%の受給権を付与する

    2. 企業が非主力従業員(Non-Key Employees)へ最低拠出金を与える 最低拠出金とは以下のうち小さい方の数値

      • 従業員報酬額の3%
      • 主力従業員がプランに拠出したあらゆる拠出金の合算額を報酬で割った拠出率の最高値

     

     

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