プランが比較的給与の高い従業員に有利になっていないかという、差別を禁止させるテストとして次は、実際に従業員や企業が拠出しているお金についてみていきます。ミニマム・カバレッジはプランが従業員に対して公平に加入機会を提供しているかという点を見てきましたが、今回は実際に、比較的給与の低い従業員(非高給従業員)がプランに拠出しているかを見るものです
ポイントは次の二点、(1)従業員の税引き前拠出についてテストする、401(k)テスト、(2)企業の拠出(主としてマッチング拠出)についてテストする401(m)テストです
1.401(k)テスト
プランに拠出されているのが、高給従業員ばかりの税引き前拠出金で運営されていないだろうかという点をテストします、このテストはADP(
Actual Deferral Percentage)テストともいわれます。
【超過して拠出した高給従業員の税引き前拠出金の扱い】
1999年からセーフ・ハーバー・ルールが適用になり、この条件を満たしていれば、401(k)テストを行わなくてくなります。
A.従業員拠出について、報酬額のの0%から3%までの従業員拠出に対して、マッチング拠出は100%、3%を超えて5%までは、50%のマッチング拠出をする。(あるいは、従業員拠出の0%から4%までに対しマッチング拠出を100%にする、でもよい)
B.制度の加入資格者全員にたいして、拠出をしてもしてなくても、一律3%の企業拠出金を与える
以上 A.またはB.が実施されていれば、よい事になります。
2.401(m)テスト
次は、企業が拠出するマッチング拠出金(プロフィット・シェアリング拠出金は対象外)が、高給従業員に偏っていないかという点をテストするものです。このテストはACP(Actual Contribution Percentage)テストともよばれます。このテストでは税引き後拠出がマッチング拠出と同列に扱われます。
【超過して拠出した高給従業員の税引き前拠出金の扱い】
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