A−14b:ミューチュアルファンド

     

    次に401(k)で利用されているミューチュアルファンドの形態を見ていきたく思います。

     

    リテール・ミューチュアルファンド

    実際にミューチュアルファンド会社が個人に販売しているものをさします、401(k)のメニューにリテール・ミューチュアルファンドを使うのはファンドのネームバリューが高い事と、その運用成果などが雑誌・インターネットなどで簡単に手に入るからです。

    米国のリテール向けミューチュアルファンドには看板ファンド(Flag Ship Funds)があります、日本の契約型のように有期限でないために極めて長期に亙って運用され、また運用資金も数兆円規模という大きなファンドとなっています。その運用パフォーマンスのトラッキングレコードは長期に亙って閲覧する事ができますので、この情報が投資家の意思決定に重要な役割を果たしています。

     

    <フィディリティー 1997 Feb>

    ファンド名

    残高(億ドル)

    開始年

    Magellan

    551.5

    1963

    Growth & Income

    254.3

    1985

    Contrafund

    253.9

    1967

    Puritan

    190.5

    1949

    Equity-Income II

    153.8

    1990

    Equity-Income

    150.1

    1966

    Asset Manager

    109.5

    1988

    Blue Chip Growth

    101.3

    1987

    Growth Company

    98.9

    1983

    Value

    69.7

    1978

     

    インスチチューショナル・ミューチュアルファンド

    401(k)専用に設定した、カスタムメードのミューチュアルファンドでこれは一般の人には手に入らない、特殊なものです。またパフォーマンスは新聞などには公表されません。通常リテールミューチュアルファンドより経費がやすい事が特徴です。

     

    ミューチュアルファンド・ウインドウ

    会社が用意した特定のミューチュアルファンドだけでなく、一般に市販されているミューチュアルファンドから選択できる制度です。この方法だと選択肢が一挙に1000以上にも広がります。

     

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