A−14a:ミューチュアルファンド

     

    ミューチュアルファンドとは日本でいう投資信託の事です。米国のミューチュアルファンドは会社型の投資信託でかつオープンエンド型のものを指します。投資信託というのは少額資金を持った大勢の個人投資家がお金を出資して基金(ファンド)を作り、ファンドマネージャーが複数の投資対象に対して適切な配分で投資を行い、投資利益を個人投資家へ還元する仕組みをいいます。

     

    【会社型・契約型】

    投資信託には会社型と契約型があり、日本では契約型のみが許可されています。契約型の場合、成果が上がって来ると利食いねらって契約を解約する傾向があり、ファンドから運用資金が流出するために、長期間では運用成果が下がってしまう傾向があります。

    一方、会社型は、はじめに資金運用を目的とした投資会社を設立し、投資信託の顧客(投資家)はそこに出資し株主になります。出資金を用いファンドマネージャーが様々な金融商品へ投資を行い、その運用で得た収益を配当という形で株主、即ち投資家へ還元します。

    【追加型・非追加型】

    会社型投資信託にはオープン・エンド型(追加型)とクローズド・エンド型(非追加型)があります、このオープン・エンド型がミューチュアルファンドと呼ばれるものです。オープン・エンド型は投資家が購入を希望する時は随時新株を発行し、投資信託を解約する時は、投資会社が出資者の株券を買い取る(償還する)義務があります。したがい発行済み株式は絶えず増減していますし、ファンドから資金流入出が常に起こります。新規に株を発行して投資資金の受け入れをできる事から、追加型、追加設定型ともいいます

    クローズド・エンド型とは一旦ファンドを設定したら、出資者からの追加出資を受け付けないものです、そのため非追加型と呼ばれます。投資家の解約に際して資金運用会社が株式を買い取る義務が無いため、途中解約するときは、投資家は自分の株券を第三者へ売却する事で資金を回収します。この方法であれば一旦集めた運用資金は途中流失しないので、ファンドマネージャーは長期に亙る利益をねらって運用戦略を実行に移す事ができます。

    【ノー・ロード・ファンド】

    会社型投資信託での投資会社の発行する株の取引方法と株価(投資信託の取引価格)について、オープンエンド型は、直接、投資会社と取引するか、証券ブローカーを通じて投資会社と取引をします。その際の株価すなわち売買価格は投資会社の純資産(NAV:Net Asset Value)を発行株式数で割ったものを用います。

    この時に、証券ブローカーを通さないでミューチュアルファンド会社と直接取引するものは手数料(ロード)が掛からないため、ノー・ロード・ファンドと呼ばれます。

    クローズドエンド型は一般の株式と同様証券取引所で取引され、その価格はの需要と供給のバランスで決まります、NAVとは直接リンクしていません。取引に際しては証券取引手数料が掛かります

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