401(K)プランの投資配分(1996年度) (%)
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投資対象 |
配分 |
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株式(ミューチュアルファンド) |
47 |
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債券(ミューチュアルファンド) |
4 |
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バランス型(ミューチュアルファンド) |
13 |
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ステイブル・バリュー・アカウント |
19 |
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自社株 |
10 |
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マネー・マーケット・アカウント |
5 |
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セルフ・ディレクテッド・ブローカレッジ・アカウント |
1 |
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その他 |
1 |
(
Rogers Casey 1997)
401(k)プランでは企業側がメニューとして従業員が選べる金融商品を用意しています、従業員は従業員拠出分はもちろんの事、プランによっては、企業拠出分まで(全体の約84%のプランが企業拠出を行っている)、従業員の運用に任されています。
株や債券といっても従業員個人が具体的な個々の銘柄まで吟味していたのでは、運用の負荷が掛かり過ぎるし、うまくいくとも限らないので、ファンドマネジャーが具体的な銘柄選定を行い、各種の運用口座を用意します。従業員はそれ等の運用口座から適宜選択して自分の口座へ拠出金額分だけ、ポートフォリオを取り込む(言い換えると、今回の拠出分だけ、それ等いくつかの運用口座の金融商品を組み合わせて購入する)
上記表は
,Rogers Caseyの調査結果ですが、米国401(k)の全体の資金は表に掲載した金融商品が上記の配分比率で購入されています。その内訳について概略説明してみます。
ミューチュアルファンド
これは、投資信託の事です、投資対象は株式、債券、コマーシャルペーパー、現金となりますが、運用の性格からいくつかの型(タイプ)に分類されます。大別すると株式に厚く投資する株式型、債券に厚い債券型そしてその両方がバランスよく配分されたバランス型があります。
最も大きな比率が株式型であります、株式型はハイリスク・ハイリターンが特徴です、米国で株式型が47%もあるという事は、株価が好調に推移している事の結果だと思います
次が債券型ミューチュアルファンドです、一般的には確定利付き商品である債券に投資する事はローリスク・ローリターンですが、格付けの低い債券に集中して投資するハイ・イールド型はある程度リスクがありますが、そのかわり運用収益も高いものを期待できます。
バランス型とは株式と債券を適度な比率で組み合わせたものです、運用方針により、様々な比率や具体的な銘柄が決まってきます。リスクの種類によってアセットアロケーションを組むのに自信が無い人向けにファンドマネージャーが自ら資産配分を考えたものです。
ステイブル・バリュー・アカウント
確定利回り型の金融商品のことです、代表的なのが生命保険会社のギャランティード・インベストメント・コントラクト(GIC)と銀行のバンク・デポジット・アカウント(BDA)です、これらは高格付けの債券利回りとほぼ同じ運用利回りですが、債券の金利変動リスクと発行主体のクレジットリスクを避ける事ができます。
自社株
自社株の利用方法は@従業員の運用口座の一つとして用意される場合とAマッチング拠出金として自社株で支給する場合があります。
5000人を超える企業の401(k)資産の内40%以上が自社株で運用されているという調査もあります。自社株での出資は企業にとっては現金の持ち出しが無い分キャッシュフロー上のメリットがある事と、従業員にとっては自分の会社が成長するにつれ株価が高騰するといったストックオプションと同じ効果が得られるので人気が高いのも事実ですが、一方、倒産のリスクに対しては従業員の現在収入と退職後収入の両方を失う事になるので、運用には規制が設けられています。
マネー・マーケット・アカウント
90
日以内の短期の固定利付き証券へ投資するミューチュアルファンド、次の投資対象が見つかるまでの一時期、利用する例が多い、現金または預金代わりの金融商品として位置付けられる。
セルフ・ディレクテッド・ブローカレッジ・アカウント
一部の知的労働者を対象にした、投資に対して洗練された知識をもつ加入者向けの商品、殆どすべてのミューチュアルファンドと個別の株式、債券などを購入できる。この場合のプロバイダーは一人当たりいくらという管理費用を請求する事が多いが、その範囲は年間一人当たり
50ドルから100ドル位の範囲です。
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