町田市立陸上競技場


96.9.29 撮影

町田市立陸上競技場パノラマ写真

 Jリーグでは使われない競技場だが、JFL、Jサテライト、大学などの中規模のリーグではよく使われる競技場である。旧JFL(現J2)でも頻繁に使われていた。今の川崎Fや東京もホームスタジアムとして使用したことがある。意外にも札幌もホームとして使ったことのある立派な競技場なのだ。
 立派な競技場とは言ったが、この競技場のある場所が
辺鄙なところで、写真からもわかるようにおもいっきり山の中にある。競技場のまわりは駐車場以外、店も何も無い。最寄駅(小田急鶴川駅、町田駅)からもバスで30分くらいかかる。さらに、最寄バス停からこの競技場まで山道を10分くらい歩かなければならない。山道なので一人でこの競技場に行くにはちょっと怖いかもという感じ。どうしてこんなに都会からかけ離れた競技場が頻繁に使われるのかが不思議である。
 食品の購入について、上でも書いたようにこの競技場のまわりには店がない。最寄バス停前付近にも食料売っている店が全くない。最悪、競技場内にも一応店はあるが、小規模なので観客の多い日は売り切れに注意。ミニ知識として、この売店はボランティア団体というか、利益第一にやっている団体でないところが管理しているらしいので、商品の値段がコンビニとほとんど変わらないのがうれしいところだ。
 ここが他の競技場はタダ見ができてしまう。下の写真の白く囲ったところを見てほしい。ここは競技場外であるのにもかかわらず、何もさえぎるものがなく競技場内が丸見えなのだ。むしろ、競技場内より試合がよく見える場所といえるかもしれない。さらにこの上にも同じような条件の場所がある。また、上の写真の方がわかりやすいが、競技場を白い柵で囲ってはいるが金網なのでこれもまた丸見え状態。実際、タダ見している人が複数写っている。これはある意味問題なのではないかと思う。私は下の写真の試合を観戦したとき、1700円のチケットを購入して観戦していたのでちょっと不快であった。
 交通の便はかなり悪いし、設備もいいとは言えないが、なぜかこの競技場はお気に入りである。いつかここでサッカーをやりたいものだ。
<お勧めアクセス法>…一番は駐車場があるのでマイカーでしょう。公共機関を使うなら小田急線鶴川駅、町田駅からバス(野津田車庫行き終点下車、町田からはバス代280円)。


札幌のホームゲームも開催された