アルウィン

　長野県松本市内にある信州スカイパークという公園内にある球技場（つまりトラックがない）で、アルウィンという愛称がつけられた新しくてきれいなスタジアムである。この球技場の特徴についていくつか述べてみる。
　まず、“球技場”と名乗っているだけあり、信州スカイパーク内に陸上競技場も存在することをミニ知識として知っておいて頂きたい。間違えはしないと思うが、陸上競技場とアルウィンは少し離れた場所にあるので、注意が必要。
　さらに、この信州スカイパーク内には松本空港が存在する。そのため、競技中もしゃれにならないくらい大きな飛行機の騒音にスタジアム内が包まれたり、飛行機が大接近なんてこともしばしば。また、その関係上、照明灯は存在しない（空港近くに高い建造物を作ってはいけないため）。照明灯どころか、スタジアム全体が地面に埋もれている構造になっていた。他、入場口が四隅の角にあったり、トイレもその四隅の角にあったり、なかなか他のスタジアムにはない特徴をたくさん持つ。
　次に、観客の見やすさに配慮している印象を受けた。適度な傾斜がついており、ゴール裏でも十分見やすく、驚いた。
　食事に関しては、このスタジアム訪問に私は珍しくバスツアーで参加してしまった為、公園周辺の食事何処、コンビニ事情はまったくわからない。車で直接来ている人が大多数だったため、途中適当なところで買い物をして来場というのが自然の流れでいいかもしれない。ちなみにいつも食料を買いこんでスタジアムに行く私であるが、ツアー事情で何も買えずに（正確に言えばバス内で全部食べてしまった…）スタジアムについてしまい、初めてスタジアム内の屋台（値段少し高め）で食事を買った経験をした。アルウィン内の食事事情はそれほど整っていなかった。バックとメインに1箇所ずつしかなく、特にバック側はホームアウエイ双方のゴール裏の客も集まるので、なかなか客が引かず買うのに苦労した。また、なぜか複数の業者がやっているのか、同じ商品でも屋台によって値段が違っていたのには驚いた（あまりスタジアム食事事情を知らないので、他スタジアムでもそういう現象は起こっているかもしれませんが）。例えば、焼きそばが300円で売っていたと思えば、その隣では400円で焼きそばを売っていた…。