観戦日記、99.11.23 V川崎−浦和

We are REDS!

等々力陸上競技場、15:00K.O.

1−1
V川崎 1−1 浦和 
0−0
2−2


J2降格危機とあってたくさんの浦和サポーターが等々力に詰め掛けた。
浦和サポーターはバックスタンド中央まであふれるほど入っていた。

 この試合含めてJ1各チームは残りニ試合。J2降格の危機に直面していた浦和は、ここで絶対勝ち点3を取らなくてはならなかった。
 この日、フロンターレのファン感があったがそちらには行かず、Jリーグファンとして浦和をJ1に残すために、浦和を応援するために、こちらの試合を選んだ。願ってもなかった機会、浦和サポーターになるチャンス。そして、見事に浦和側自由席で観戦することに成功した。「We are REDS!We are REDS!」と、何回叫んだことか。ふと気がつくと、私は完全に浦和サポーターになっていたのだ。この試合でありとあらゆるレッズの応援歌を覚えた。岡野、永井個人の応援歌があるということもここで知った。AWAYなのにあの迫力。浦和サポーターの熱さをもろに肌に感じることができた。今度はぜひ、駒場でサポーターに混じってみたい。
 試合はレッズ側にいたせいか、ほとんど覚えていない。応援とまわりの観客の熱さで私は圧倒されてしまっていたのだろう。試合経過は後半残り3分という時点までは浦和がリードしていたが、その終了3分前に北沢にゴールを許してしまう。そして、延長戦へ。延長戦も熱かった。両チームとも決定機が多々あり、その度に会場が歓声に包まれた。しかし、フィニッシュまでいかず、そのまま引き分け。共に勝ち点1を得た。この試合と平行に試合が行われていた市原が負ければJ1残留が決まっていたが、なんと5−0の圧勝。その相手であった福岡までをもJ2落ちの危機に立たせていた。浦和のこの勝ち点1はJ1残留へとても大きいものと思われていたのだが…。