観戦日記、99.11.5 川崎F−鳥栖

悲願達成!

等々力陸上競技場、19:00K.O.

0−0
川崎 1−1 鳥栖
1−0
 2−1 


試合終了後の胴上げ。監督が宙に浮いてます。
すごく見づらいですが…。

 この日、川崎Fは勝ち点3を取ればJ2優勝並びにJ1昇格、勝ち点2でもJ1昇格が決定する。2年越しになっているJ1昇格の悲願を目の当たりにするために、平日にもかかわらず八千人以上がこの等々力競技場に足を運んでいた。私もその一人であった。
 試合の方は、決定機は圧倒的に川崎Fの方が多かった。しかし、これをことごとく鳥栖ディフェンスがしのぐ。特に目立っていたのがGK高崎のプレー。この日は絶好調だったのかファインセーブ、ナイスセーブを連発し、川崎Fにゴールを割らせない。川崎Fファンの私は何度高崎のプレーに天を仰いだことか。
 その高崎の頑張りもあり、川崎Fペースで試合を進めながらも1点しか奪えず、延長に突入。90分終了時に私は、声を出しすぎていたのか、また、試合展開にはらはらさせられていたからか、かなりの疲労感を感じていた。手に持っていた空きペットボトルもぼこぼこになっていた。
 延長戦、勝利の女神は川崎Fに微笑んだ!延長後半13分、途中出場の浦田が頭で押し込みVゴール!その瞬間、来期のJ1昇格が決定。いっきにスタンドに紙テープが投げ込まれる。興奮状態のサポーターも2、3人、コートに飛び降りていた。私もVゴール時は手を上げて喜んだ。それと同時に、何かを成し遂げたような達成感があった。そして、私も興奮状態だったのだろう。この時、はしゃいだ記憶はあるが、それ以外ではある選手にサインをもらったくらいしか覚えていない。疲労感も忘れていた。
 J1昇格を見届けることができてよかった。川崎Fファンとして、最高の気分が味わえた一戦でした。