観戦日記、99.5.30 横浜FC-S仙台

“フリエ”と三ツ沢

三ツ沢公園球技場、13:00K.O.

0−0
横浜 
1−0 仙台
 1−0 


去年とは全く違う“フリエ”に声援を送るサポーター。

 あの横浜フリューゲルスが消滅してからはや5ヶ月。それまでの横浜フリューゲルスサポーターは全く違う“フリエ”に声援を送っていた。形を変えて残ったその“フリエ”はJ1より2ランク下のJFLで戦っていた。しかも、フリューゲルスのさまざまな激闘が繰り広がられていたここ三ツ沢で。
 私は横浜市民のサッカーファンなので、フリューゲルス消滅にはとても悲しんだ。代わりに生まれたこの横浜FCには、もちろん興味大で一度目にしておかなければとは思っていた。その横浜FCがフリューゲルスの聖地とも言える三ツ沢で試合するということで、私はここに足を運ぶことにした。
 「よこはまFC、ゴゴッゴー!(×4)フリエ!フリエ!フ・リ・エ!」と球技場内に、聞き覚えのあるサンバのリズム。チームは変わっても、サポーターは全く変わっていない。それを聞いたとき、そう確信した。このサンバのリズムは大好きだったので、F消滅後も聞くことができたのはこの上なくうれしかった。場所も三ツ沢だし、まさにフリューゲルスを見ているかのようだった。今まで見てきたフリューゲルス戦が頭の中でよみがえっていた。

 この試合は「サッカー」を見に来たのではなく、「フリエ」を見に来ていたので、試合結果の詳細は覚えていない。よって、ここでは試合結果を略させていただきます。