観戦日記、97.3.19 横浜M−札幌

真のJチームはどっち?

三ツ沢公園球技場、19:00K.O.

0−1
横浜M 
1−2 札幌  
1−3

 この試合はJ17チームに、当時JFLだった札幌、仙台(現V仙台)、鳥栖の3チームを加えた20チームによるナビスコカップの予選リーグのうちの一試合であった。仙台、鳥栖は苦戦を強いられなかなかよい結果を出すことができないでいたが、札幌だけはJの強豪相手に互角の、いや、それ以上の戦いを見せていた。そのその事実が浮き彫りになったのがこの試合であった。
 横浜Mの攻撃が単調であまり試合展開で驚くことがなかったようなことを覚えている。DFも本来の機能を果たせず、ことごとく破られる。もちろん、そんな単調な展開では格下のリーグで戦っているチームでさえも倒すことはできない。ホームゲームでありながらJFLチームに3失点で完敗。横浜Mファンにとっては屈辱的な試合となった。一方、札幌ファンにとってはこの上なくすばらしい試合であっただろう。Jの強豪横浜Mを倒したわけだから。
 私は札幌の実力はJに通用するとは思ってはいたけど、ここまで波乱を巻き起こすとは思っていなかった。私はJFL(J2)ファンなので下克上が起こると喜んでしまう。しかし、当時は大の横浜Mファンだったので複雑な気分でした。
 最後に、この日はとても寒かった。特に風が冷たくて、体を縮めて観戦していた。おまけに試合中は雨が降ってきたので観戦する側にとっては最悪のコンディションでした。