観戦日記・特別版
2004.11.28.J1 2nd 第15節
大分−柏

大分ス、13:00K.O.
1−1
大分 
1−1 柏 
2−2

 

 楽しかった夜が開け、今日から単独行動。大部分の川崎サポ仲間は福岡空港から帰路へ向かうが、私はせっかくの九州遠征で、大分スタジアムはまだ未経験だったので、スタジアム視察を兼ねてお隣大分で開催されるJ1を観戦。

 朝8:44博多駅発の大分行き直行バスに乗ること2時間半、やってきました大分駅。人生初の大分上陸にちょっと興奮気味。さあ、メインイベントのビックアイを目指しますか!


大分市内(11:20)

 大分駅前バス乗り場から出ている臨時シャトルバスに乗って、ビックアイへ直行!山の上にカブトガニみたいな建物が!車も大渋滞。なかなかの活気でした。

 ということで、ビックアイに到着!!

 さっそくビックアイの取材。まずは場外を一周。続いて、場内で入れるゾーンを一通り回りながら写真撮影。ワールドカップも開催されたスタジアムの荘厳さにひたりながらバックスタンド2階席を移動していると、顔見知りの川崎サポにばったり遭遇。お互い「来ていたんですね」なんて会話をしながら、両者川崎のグッズを身にまとって大分サポしかいないバックスタンド中央で堂々と話すこの姿。サポーターっておもしろいなあと我ながら思いました。


場外を一周。あらゆる角度から写真をとりまくる!


大分は小学生が芝生の管理??

 一通り写真を撮り終え、アウエイ側ゴール裏(といっても、大分サポゾーン)での観戦を決め、ようやく座ることに。ふとピッチに目をやると芝生の管理を小学生がしている…。食事中でしたが、あまりにもインパクトある光景に慌ててデジカメを取りだし、撮影したこの1枚。大分って小学生に管理させるのか、すごいなぁと感心していました。

 しかし、あとの場内放送で実は社会体験であることが判明。そうだよね…。

 結構ビックリしたのが大分サポの数。ホーム側ゴール裏はぎっしり埋まっています。かなりビックリしました。J1だとこうもサポーターがたくさんいるんですね…。川崎もまだまだがんばらにゃいけませんね…。

 対する柏サポ。J1残留を賭けた大一番での試合でどれだけ集まるかと思いきや、思っていたより少ない(でも、昨日の鳥栖戦に集まった川崎サポよりは多いのかな…?)。

 前段の集団はみな上半身裸で、柏らしい光景が。

 話題ぎっしりのここ大分ビックアイ。いろいろなことに感動したり、浸っている間にもうキックオフ。

 サポーターの応援も熱が入る!


先制点に湧く柏サポ

 前半はやや大分優性に試合が動いていたが、一瞬の隙を明神がつき、がけっぷち柏が先制!歓喜でスタンド最前列にどどっとサポーターが押し流される!

 しかし、大分も1点返し、1−1でハーフタイムを向かえる。

 後半も互角の戦い。柏が大分DFを切り崩し、勝ち越すも、今年の柏の欠点の一つのDFの連携が不幸を招き、大分に失点を許す。このままの状態なら、セレッソが引き分け以下なら残留が決定するのだが…

 後半40分過ぎ、試合途中にもかかわらず、ホーム側ゴール裏の電光掲示板にはセレッソ追加点の表示が流れる。この知らせに場内が湧き、あちらこちらから拍手や「やったー」の声が。あまり事情を知りませんが、大分サポは柏がよっぽど嫌いなのでしょうか…?

 2−2で試合終了!柏の選手は試合終了の笛で頭を抱え込んでしばらく呆然とした感じでした。

 セレッソの試合も終わり、セレッソ勝利で柏が参入戦参加へ。

 帰りの大分駅行きシャトルバス。私の後ろには2人の若い女性柏サポが。話す内容も「来年はどうやって生きていこう」とか、「今週は仕事にならないよ」とか、すごい落ちこみようでした。


大分選手は勝ったような喜び方をしていましたが、引き分けたことで2ndステージ最下位が確定したんですけど…

 大分駅に着いたあとは、大分市内を日没まで散策。その後、別府に移動し温泉に入りました。大分を満喫した1日となりました。