観戦日記特別版
2001.11.18.J2 第44節
山形−川崎

山形県、13:00K.O.
0−0
山形 0−0 川崎

0−1
0−1

昇格見届け自力阻止!!

  なんだかんだいって、今年のJ2も最終戦。去年に比べ、いろいろと忙しくなり土曜開催の試合に行けなくなっていたし、最終戦なので行ってみるかと10月下旬に今日の試合のチケットを購入。しかし、その時はこんなフィーバーに巻きこまれるとは思ってもいませんでした。

 モンテディオ山形が勝てばJ1昇格見届け−。こんな重要な意味を持つ試合になるなんて。


必勝祈願!意味なく川崎駅で途中下車。


新幹線の中(おきまりのカット)

  4月の仙台遠征と同じく、土日きっぷで一路山形へ向かう。今回の新幹線でもおばちゃん運は強かったらしく、通路を挟んで隣の2列に最強のおばちゃん軍団三人。このおばちゃんたち、2時間半全く会話が止まらない。2時間半もあの甲高くて大声で話され、心の中ではキレテいましたが、なんとか心を落ちつかせようと精一杯がんばっていたため、寝たかったのに眠れなかった。くそっ。しかし、ホント話が止まらないのが不思議でしょうがなかった。おばちゃんっていったいどんな構造になっているんでしょ?
  11:07、山形駅到着。比較的予定通りに進んできたのだが、ここからが大変だった…。

 ここからスタジアムまでのアクセスは山形駅発スタジアム行きの臨時シャトルバスを選択。これが最大の間違いだった…。


キックオフ2分前の入場門。まだこんな列が…。

 予定では12:00にはスタジアムについているはずだった。しかし、予想以上の山形昇格フィーバーで道路は大混雑!山形県陸には車でいくと言うイメージが地元民には強いらしく、スタジアム周辺道路は車だらけ。バスもその列に巻きこまれ、スタジアムはすぐそこに見えるも全く近づけない状況。キックオフもあきらめなきゃいけないような状況を誰もが覚悟していた。しかし、なんとか12:57スタジアム前駐車場に到着。急いでバスを降り、走ってスタジアムへ。すると、キックオフ寸前にもかかわらずなんとまだ長蛇の列が。おもわず「うそっ?!」って声が出てしまう。
 やっとこさ入場に成功。フロンターレサポーターを探そうといったんスタンドに出るが、人が予想以上に多く、パッと見、見つけられない。サポーターを見つける前に「選手の入場です」のアナウンス。やばっ!早く川崎サポを見つけなければとサポーターを見つけることもできないままとりあえずアウエイ側に足を進める。


座席もまだ見つけてない状況で選手は入場してしまった


盛りあがる山形サポーター

 なんの落ちつくまもなく試合&応援開始。そういえば、アウエイにしては川崎サポーターの数が多い。最終戦だからかな?と思っていたが…(この続きは後ほど)。

 しかし、山形サポーターエリアの密集度がすごかった。山形にもこんなにサポーターがいたのかと思わずビックリ。

 試合展開は山形の一方的な攻撃。しかし、その攻撃全てを我が守護神浦上選手がスーパーセーブで阻止!おかげで前半は0−0でのりきる。後半は川崎にもチャンスが増えたものの、なかなかゴールを決めることができない。一方で、山形の攻撃も昇格のプレッシャーか雑に終わってしまい、このまま90分終了。そして、西京極の試合では仙台がかったとの情報が流れる。すると…


90分終了と同時に突如出現した仙台サポ

 突然仙台サポが現われた!いつもより多いと思っていたフロンターレサポーターのうち数割はなんと偽川崎サポの仙台サポーターでした(わたくしこの90分間、本当にわかりませんでした・汗)。

 しかし、昇格チームが決まろうがうちらの試合は終わっていないのだ!喜ぶのは川崎が勝ってからにしてくれっ!

 逆に90分終了と同時に静まりかえる山形サポーター。試合は終わってないのに続々と帰りだしはじめた。おいおい、まだ試合は終わってないんだぞ!!


Vゴール!川崎サイドは歓喜に包まれる

 そんな状況で山形選手は試合する集中力など残っておらず、開始1分で川崎がVゴールを決める!

 この瞬間、川崎サポーターは喜びを爆発させた!この瞬間、たまりませんでした!!

 最初から最後まで落ちつく暇もなく、あっという間に終わってしまった山形遠征。ほんと、あっという間だったぁ。


Vゴールを許し、倒れこむ山形の選手たち


守備で活躍した小島選手と決勝ゴールの我那覇選手
ホント、今日はお疲れ様でした!(山形駅ホームで)

 帰りの山形駅ホームで4月の仙台遠征と同じくフロンターレの選手と遭遇。しかも今回は乗る新幹線どころか、車両まで同じ!さらに、東京駅で新幹線を降りたあとに乗った東海道線までも同じ車両に乗車してきた!横に浅野さん、向かいに土居さん、今野さん、阿部さん、鬼木さんがいる…。どこに目を向けてよいのやら…。なかなか貴重な体験をしましたが、こんなに近くに選手がいながらサインを求めることも会話することもできなかった私。やっぱ、私ってやっぱり小心者…。