TRAVEL
管理人たちが訪ねた土地、国の記録。ぼちぼち旅しながら、ゆっくり更新予定。
台湾 デジャブな旅
仕事も含めると、何度めかの台湾旅行。渡辺真理奈や金城武も一所懸命PRした甲斐があって?女性には人気のコースなのかな?ごたぶんにもれず茶をたしなみ、屋台でごはん食って、ショッピングも楽しんで。でもそれだけじゃ台湾きても2日で終わっちゃうしね。だもんで、温泉旅行や映画の舞台を旅したのが今回の目玉。
そんな1日をご紹介します。 くわしくはこちらへ⇒【台湾デジャブな旅】
アジアの旅 七転八倒
その1 「川渡る?」
何度目かのバンコクでのこと。なかなかチャンスがなくて乗れなかったチャオプラヤ川のボートにのろうと、オリエンタルホテル近くの渡し桟橋へ行った。色黒のおじさん(みんな色黒だな。)が親切そうに我々に声をかけてくる。「渡る?渡る?」
そうなんだよ、川を渡ってボートにのりたいんだよ、下流まで20分くらいかなー。
「いくら?」(いいね、日本語通じちゃうよ。)
「xxバーツ」
「う、めちゃやす!」
思わずボートに乗って2、3分。見事にボートは対岸に到着した。
「え、ここが終点?ま、いいか渡し舟だったのかも。」
でもよーくみるとその船着場はある寺院に通じていた。そう、おじさんは親切に「渡る(ワット・アルーン)?」と聞いてくれていたんだった。おじさんは日本語じゃなくて、ちゃんとタイ語しゃべってたんだよ、いかんなー勝手な解釈。
それにしても、これが三島由紀夫の小説にも出てきたあの有名なワット・アルーン寺院かあ。おいおいでも工事中じゃん。おまけに記念写真用の立て枠に顔出したら金よこせって?おまけに勝手にへびを首にまかれて100バーツよこせって?
その2 「ダイエットするなら食べ合わせが最高」
初めて中国、北京へ旅をしたのは市場開放後まもない、まだまだふるき良き下町の姿を残していた頃。
旅の最後の晩、北京飯店のなかのレストランで食事をした。なんとかトロ姉の勉強したての中国語のおかげで、困難を乗り越えてきた満足感もあって、酒も食事もすすんでいった。で、彼女が辛くて、酸っぱいものが好きということもあって、そのまんまの「酢辛湯」をオーダーした。
しかしまったくもってこの一物、はんぱじゃなく辛い。日中は30度を軽くこえる北京を歩きまくった二人の疲れた体と胃に、強烈なパンチを頂戴した。
それでもなんとか全部平らげて、ホテルにもどったとき途中で買ってあったマンゴージュースがあったのを思い出した。のどもかわいていたので早速飲み始めたところ、これがまた強烈な甘さと濃度でへろへろの胃腸にからまってきた。
「え!これコンクじゃん!」
飲んでしまった以上、しかたない。通常の5〜10倍はあろうかというマンゴージュースを、疲労困憊の胃腸にぬたくりつけたわけだ。
その晩、二人は交代にトイレに駆け込む結果となったのはいうまでもない。マンゴーって利尿作用が強いというのはフィリッピンで聞いていた。それがすっぱいのや、からいのでまいっている胃腸に、見事に援護射撃をしてくれたわけだ。少なくとも宿便といえるようなものはすべて出し切っていた。もう出せるものはからだには残っていない。
みんなそんなにダイエットしたいなら、こんな食べ合わせで簡単に2キロはやせらそうだ。