カオサン通り
バックパッカー御用達のカオサン通りは、安宿で有名な地域です.〔一泊千円前後〕お土産なども
バンコクでも一番低価格らしく やはり白人の若者がいっぱいです。
タクシーでアジアホテルから200円くらいで行ってしまいます。
通りには露天の店が立ち並び、見て歩くだけでも若い人にはとても楽しい所でしょう。
もう今日は最後の日ですから、物の買い方もだいぶ すれっからしになってきました。
元々充分に安いのだから、何もそんなに値切らなくても と思いつつ,なんだかんだと店の人と
駆け引きするのもひとつのレジャーです。まさか言い値通りに買う人等いるのでしょうか。
あちらも,それを承知で最初吹っかけてきます.〔例えばTシャツ千円!〕「高い!300円にして!」
最初から,半値以下にしてしまいます。さすがに目を丸くして首を横にふりますが・
「それでは,結構!」 と立ち去ろうとすると、そこから必ず電卓が出てきて,交渉の第2ラウンド開始か、
ともすれば、それでOKです。
心臓に毛が生え始めた私の行動に,主人は 怖い?ゲッ!?僕もちょっと真似しちゃおうかな!? と
何を考えているやらさっぱりわかりませんが、旅っていつも伺い知れない人間の一面が見られて
それもおもしろいですね。
アジアホテル
パックに指定されていたバンコクでのホテルは,部屋は広かったのですが、なんだか変でした。
今暇を持て余している私の父はこのホテルにおもしろがって4〜5回電話をいれたそうです。
2回はつながりましたが、後の何回かは,あちこちと混線したらしく他の同姓の方の部屋に数回と
後は,売春の客だと思われたらしいのです。「ワカイ オンナイルヨ。ニホン スグイクヨ」等と言われたものですから
「君の泊まったホテルってどんなんだい」!と 言いながらもハプニングに大喜び。
エロじいさんは,今でもこの話をして一人しておおうけして笑いがとまりません。
そして,同姓がゆえ フロントから何回も間違い電話をまわされてしまった人が
たまたま 朝の食事の時席が近くで,話しかけてくださったので 度々の失礼をお詫びしつつ
色々な話しを伺いました。
アジア〔ホテルの名前ではないです!〕が好きで,毎年1ヶ月以上旅をしている様です。
今年は,首長族のところまで、行かれたそうです。
行き帰りファーストのオープン8万円の切符を手にいれると、例えばバンコクからタイの国内であれば
往復無料になるし、タイの代理店を通せばこのちょっと変なアジアホテルも一泊3000円で泊まれるそうです。
カオサンの安宿についてちょっとばかりお尋ねすると,麻薬や盗難が多くて
やはり危険だそうな.
そんな,旅なれた人でさえ,「このホテル,いまいちでしょ」 との感想です。
朝食時,並んでいる列に割り込んできて,おまけに目玉焼きを何個もお皿にいれまくっていった
中国のおじさんには、他の客も 目が点になってました。
そう言えば,バンコクのトイレに並んでいると,ごくふつうの学生が私の前を通り過ぎ、空きそうなドアの前に
立った時も「日本と違う!」と思いました。
日本人は欧米人に比べてまだまだ文化やマナーの成熟度がないと思っていましたが・・
そう言えば,10年くらい前からでしょうか,トイレや銀行などは一列に並ぶことが当たり前になっているし
エスカレーターも急がない人は自然に左側に寄っています。
そう20年くらい前は多分まだこういう社会的習慣は成立してなくてごちゃごちゃ状態であったと思います多分.
ですから、こういうちょっとした事でもその国の文化や成熟性を感じる事ができますね.旅は。