2002年2月10日〜11日

雪が見たい!温泉にも入りたい!!そして たまには電車に乗ってみたい!!
というわけで、連休を利用して南会津の湯野上温泉、大内宿に行って来ました。

交通 東武線浅草駅ー鬼怒川温泉駅(乗り換え)ー会津田島駅(乗り換え)ー湯野上温泉駅

浅草から鬼怒川温泉まで特急スペーシアを
使って約2時間ほどです。本来なら急行で
会津田島駅まで直通で行くのが乗り換えが
1回で済み便利ですが切符が取れなくて特急に乗りました。
ここから普通列車に乗りつぎます。

鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉あたりまでは雪もなく、トンネンルを抜け福島県側に出ると
車窓は一変し雪景色になります。鬼怒川から1時間ほどで会津田島駅ここから2両編成の
ワンマン電車に乗り換え30分ほどで、今回の目的地「湯野上温泉」に到着。

茅葺き屋根の湯野上温泉駅。駅の待合所には囲炉裏があり、列車を待つ間暖をとることができます。

湯野上温泉は大川沿いの渓谷に面する
温泉郷で湯量も豊富で旅館やホテルの
他に温泉民宿がたくさん点在します。川沿いには
天然の露天風呂(混浴)もありますが
冬季は閉鎖しています。橋の上から丸見えなので
ちょっと勇気がないと入れないかな??

宿 今回お世話になった宿は「山形屋」さん
駅から歩いて15分ほど。
1泊 7,500円
料理はかなりボリュームがあります。
温泉も民宿のわりには大きく24時間入ることが
できます。露天風呂もありますが、やはり
冬季は入ることができません。ちと残念。

奇抜な料理ではないが量が豊富。

メニュー:刺身
フライ(海老、帆立、魚、ししとう)
鮭のムニエル、鍋物、蕎麦、茶碗蒸し
しんごろうもち、煮物、きのこ、みそ汁

お部屋も綺麗

大内宿 日曜日の時点で想像したほど雪がなくてちょっと
がっかり。が、翌日は夜から降り出した雪で銀世界。
宿からタクシーで「大内宿」に向かいました。大内宿までは
車で10分ほど。山奥に位置するせいか大雪!!

大内宿について<宿場内立て看板より引用>
国重要伝統的建造物群保存地区
下郷町大内宿伝統的建造物保存地域
面積  約11.3ヘクタール 国指定 昭和56年4月18日

 大内宿は会津若松と日光・今市を結ぶ南山通り(会津西街道)宿場の一つである。
この南山通りは会津藩が江戸時代初期に会津と江戸を結ぶ幹道路の一つとして整備したもので、
廻米などの物資の輸送で栄え、会津藩主も参勤交代の際にはこの道を利用するなど
重要な街道であった。

 大内宿が宿場として整えられたのは17世紀中頃と推定され、本陣・脇本陣がおかれた。
保存地区は旧街道に沿った旧宿場を中心とする南北約500メートル、東西200メートルの範囲で
ある。本地区の町並みの特徴は寄棟造の建物が道路と直角に整然と並べていることである。
主屋は道路から空地を設けて敷地の北側に後退して建ち、南は余地をおいて奥の土間入口への
通路となっており、倉や納戸は主屋の奥に建つ。

 主屋の多くは江戸時代後期から明治にかけて建築されたもので、道路側に半間幅の縁をつけ、
その奥の二室を座敷としている。

 道路の中央には広い溝が設けられ、宿場の用水として利用されたが、明治19年になって
埋め立てられ道路の両側に側溝が掘られ洗い場を設けるなどの変遷があった。この町並みに、
会津及びそしてその周辺地域にみられたこの地方の宿場形態の典型的なもので、
その多くが失われた今日もなお往時の姿を良く残している。

 また、周囲の社寺や自然環境とも一体になって優れた歴史的景観を今に伝えている。

茅葺き屋根の民家が並ぶ

茅葺き屋根のおみやげ屋さん兼民宿
山形屋さん宅。囲炉裏端でくつろぐ。
(甘酒100円、コーヒー400円)
室内には100年ものの柱時計が現役で動いている。

イワナの薫製です。骨酒を注文するとこの薫製を
囲炉裏であぶってでてきます。

新鮮なイワナを捌いて囲炉裏で焼く準備をする
山形屋さんのおばちゃん。ご主人をはじめみんな
きさくな人たちで、囲炉裏にあたっていると、
いろんなお話してくれます。

しんごろうもちがお気に入り

最後に、今回は雪のシーズンでもあり湯野上温泉および大内宿の旅で終わりましたが、
湯野上温泉駅の1つ手前に「塔のへつり」という観光地があり、ここも1度は訪れてみたい
スポットです。