今年もまたまた四国に行ってきました〜

神戸淡路鳴門自動車道

瀬戸大橋

徳島自動車道

高知
自動車道

松山自動車道

鳴門市

徳島市

阿南市

日和佐海岸

室戸岬

道の駅
キラメッセ室戸

金剛山
キャッスル展望台

龍河洞

桂浜

須崎市

中村市

松葉川温泉

足摺岬

2001年8月12日〜16日

全走行距離2400キロ

去年は、四国瀬戸内側から佐多岬へ向かい四国カルストを巡る北半分を走ったので、今年は
太平洋側南半分を攻めてみた。東京を12日日曜日の朝6時頃出発。東名自動車道に入るや
否や渋滞。さすがお盆(-.-)ボソッ。小田原厚木道路との分岐まで渋滞していたがその先は順調に
流れ次の渋滞は一宮付近。大阪に入り中国自動車方面を避け阪神高速経由で明石海峡大橋に
入った。前回は夜景を堪能できたが今回は日が暮れる前で夜景はお預け。当日、阿波踊りで賑わう
徳島市内をそそくさと走り抜け阿南市55号線沿いの魚料理が美味そうなお店で夕食を取る。
お風呂は旧55号線沿い那賀郡那珂川町総合庁舎近所にあるいわゆるスーパー銭湯に入り、
55号線バイパスに戻り道の駅なかがわでこの日は宿泊。

翌朝室戸岬を目指す。55号線で室戸まで一本道だが、ここはやはり「四国の道」を楽しまなくては!
と、大西という交差点から26号線で峠越えして海岸を走る。崖っぷちの狭い道だが景色はかなり
イケル!!26号線の終点は日和佐海岸。ここはウミガメが産卵に浜へ上がってくることで有名らしい。
この日は偶然にも「ウミガメの赤ちゃん」の放流祭りとかで海岸は多くの人で賑わっていた。
ここからまた55号線を使わずに海岸線の南阿波サンラインに入る。ところどころに駐車場兼展望台が
あり美しい景色を堪能することができる。いろいろと写真を撮ったがデジカメの不調か写っていない(T.T)
サンラインが終わると55号線にぶつかる。室戸岬方面に走り出すと途中宍喰道の駅があり、ここでは
温泉に入ることが出来る。温泉もあり、目の前は海水浴場。この先は海岸線をひたすら南下して室戸岬
である。岬先端は遊歩道が完備され海岸線の散策ができるが、この日は天候不順で散策は諦める。
天気が回復したころを見計らって、岬中心部を走る山へはいり展望台へ行ってみた。雲が切れると
東西眼下に海を眺めることができる。野営は55号線 半島西側にあるキラメッセ室戸道の駅。

前日に食料を調達することができなくて、食事を探して55号を北上。大山岬付近で店を開けたばかりの
ほか弁屋を発見しようやく朝食。四国に限らず地方で怖いのはお店がずーーっとない場所が当たり前の
ようにあること(^^;;;安芸市を抜け55号線東野から22号線に入り龍河洞へ。途中、無料の龍河洞
スカイラインという道があったので右折。山をどんどん上って行くと山頂にキャッスル展望台なるものが
あり何故かお城(洋館)がある。しばらく尾根を走り下ると、龍河洞入り口にでる。ここはかなりの観光地
らしく駐車場も広く(無料)お土産屋さんもたくさんある。余談だが、ここで生まれて初めて「冷やしアメ」を
飲んだ。お世辞にも美味いとは言えない(-.-)ボソッ。龍河洞に入る。蒸し暑い外気とは別世界。体が
慣れるまでは寒いくらいである。中は良く整備されていて歩きやすい。整備しすぎかも、、、。見学はおよそ
30分程度。鍾乳洞をでると、いろんな鶏を鑑賞できる小屋がある。ここは穴場かも・・・。龍河洞から海岸
沿いの14号線へ南下し黒潮ラインを走り桂浜をめざす。途中、この道は名前のわりには海岸は見えない。
浦戸大橋(有料)を渡ると桂浜だが、なんと渋滞。さすが有名どころ。駐車場も有料ときている。海岸自体は
確かに美しいのだが、この程度の浜なら何処にでもあるような・・・桂浜を後にして横浪半島を巡ると、横浪
公園線(47号線)浦内東分付近で、海賊料理が楽しめる。貝の舟盛り(6種くらい)1人前3500円だが
2,3人でも十分。ほか雑炊や鰹のたたきなどがお薦め。とにかく美味い!。
さて、この後はどこへ行こうか? 子供のリクエストもあって四万十川を見ようということになった。56号線を
南下して中村市へとりあえず行くことにしたが、途中七子峠付近で「松葉川温泉」という看板を見つけ、
急遽、41号線に入り温泉へ。高岡郡窪川町の山奥にあるりっぱな温泉でなかなかの湯である。夕方に
なり今夜の野営場所を決めなければならない。地図を見ると439号線と381号線の交わったあたりに
「四万十大正道の駅」が近そうである。松葉川に入ってきた道を素直に戻れば良かったが、林道を西へ
突き抜けると439号線に出ることができ近道と判断。ところがこの判断が大きなミス!!四国の黄色い道
(地図上の)は洒落にならん。オールダートでほぼ廃道、バイクのタイヤ跡があったが車が最近通った
形跡もない、とにかくとんでもない道。良い子はこんなところに入ってきてはいけません。危険です!!
日没前になんとか439号線に出ることはできたが、またまたこの道の狭いのなんのって。四国の場合
国道でも3桁の場合は要注意!。

翌朝、道の駅横に流れる四万十川支流を楽しむ。中村市へ流れいる四万十川を楽しむ場合、381号線から
四万十に沿って西へ進み441号線で南下するのが通常ルートであるが、ショートカットで439号線を南下。
相変わらず道幅狭く、峠越えが延々続く。対向車が来ると少し道幅あるところまでバックを余儀なくされる道。
2時間ほどで中村市内に入った。四万十川帆掛け船を楽しみ、沈下橋を見学。この橋の由来は、かつては
四万十川が増水すると川の中に沈んでしまうので、このような名前が付けられたそうだ。また、「四万十川」
という名前も最近のなまえで、NHKで特集されたときに「四万十川」と放送され、それが有名になりそれ以来
四万十川に変更したそうだ。四万十川が清流として有名になった所以はこれだけ大きな川でダムが無いという
ことです。
  注)四万十川には遊覧船がありますが、帆掛け船を楽しみたい場合は中村市内から四万十大橋を渡って
    すぐ右折(地図上には道がないかも、、)川沿いを車で5分くらい走ると乗り場があります。基本的に
    30分おきで出船ですが、お客さんがいればすぐ出してくれるようです。1人3,000円。
四万十のあとはいよいよ今回の四国の旅最終目的地「足摺岬」です。四万十大橋から足摺サニーロードに
入り、321号線で足摺岬です。途中、大岐海岸(駐車場あり)がありますが、ここは美しい!ひろーい
白浜で南国気分が味わえる海岸です。そうそう、駐車場はす向かいに「海のカフェ」というカレーとピザの
お店があるんですけどね、このお店が一風変わっていて。入るとカウンター内にレゲェお兄さんと外人さん。
店の中はレゲェがガンガン流れていて、いったいここは何処?てな感じなんですよ。で、食事はというと
カレーが美味いですよ。ちょっと本格的?つうか・・・
お腹もいっぱいになったところで足摺へ一直線!海岸線は道は狭く走りにくいという話も聞いていたので
足摺スカイライン(無料)に入る。途中、展望台もあり。岬付近はお土産屋さんと駐車スペースを探す車で
ごった返しています。でもお盆シーズンであの程度なんで、普段はしらっとしているかも。岬展望台の入り口に
ジョン万次郎の銅像がドンと建っています。このお方なかなかのお人ですね・・・
岬の突端までは歩いて1分。景観はもちろん素晴らしいですけど、これで2年越で佐多岬、室戸岬、足摺岬と
制覇して「ヤッター」という気分です。
さあ、いよいよ東京へ帰るぞ〜 とういうわけで帰りのルートは素直に56号線で高知市を目指しました。
途中、幡多郡佐賀町にある佐賀温泉に立ち寄り、サッパリ。高知市手前で33号線にまわり高知高速自動車道
伊野ICから高速へ。夜も11時ころになってしまい結局南国SAでお泊まり。

南国市から高知自動車道ー松山自動車道に入り旅のしめくくりとして善通寺市で高速を降り、こんぴら参り
行きました。また、本格讃岐うどんも食べてみたかったし(^。^)
琴平駅付近は車で来た観光客の客引きがいたりして、さすが大観光地。駐車場は町営駐車場が1時間200円
他は300円でちょっとお得です。商店街を抜けると参道に入りお土産屋さんがずらーーっと並んでいます。
そして恐怖の階段金刀比羅宮まで石段が785段!これにはさすがに参った!!最後の最後でどっとお疲れ。
(素朴な疑問)ここには昔ながらのかごやさんがいて、たしか5000円かな?太った人は割り増しがあるの
だろうか?100キロはあろうかというお方が乗っている籠をみかけたが・・・
お参りを済ませ下山し、参道入り口付近にあるうどんやさんに入ってみた。「醤油うどん」なるものを頼んでみたが、これがなかなか素朴で美味である。茹でたてのうどんにさっとダシ醤油をかけただけのものであるが
さすがである。ついでなので、もう1ぱい。
これでいよいよ四国とはおわかれ。瀬戸大橋に入り本州へ。瀬戸大橋のまんなかあたりにあるSAはりっぱ!
おみやげや食事の充実もさることながら、瀬戸内海遊覧船、モーターボート、遊覧ヘリコプターも楽しめる。