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生薬名・・・・猪苓 ちょれい

 

生薬名 猪苓(ちょれい)
基 原 神農本草経の中品に収載。サルノコシカケ科 Polyporaceae 猪苓菌 Grifola umbellata (Pers.) Pilat (チョレイマイタケ)の菌核を乾燥したもの。
性 味 味は甘・淡、性は平。(帰経:腎・膀胱経)
主成分 ergosterol ・ 非晶形多糖類・微量の biotin
薬理作用 利水滲湿・清熱
利尿作用
臨床応用
  1. 水腫に用いる。性質が茯苓よりも涼性であるから、熱象をともなう水腫に適している。
  2. 尿量減少・排尿痛・血尿・下腹部が脹って痛いなどの湿熱の症状(急性尿道炎など)に、用いる。湿熱による下痢にも使用する。
用量 6〜15g
使用上の注意 補益性がなく、服用しすぎると利尿過多による口渇・煩躁などの脱水症状(傷陰)を引き起こすので、ふだん尿量の多いものは服用すべきでない。また、利尿する必要はあるが過度になっては困るときには、茯苓を用い、猪苓は使用しない。
生薬画像