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生薬名・・・・杜仲 とちゅう

 

生薬名 杜仲(とちゅう)
基 原 トチュウ科 Eucommiaceae 杜仲 Eucommia ulmoides Oliv. (トチュウ)の幹皮を乾燥したもの
性 味 味は甘・微辛、性は温。(帰経:肝・腎経)
主成分 isoprene 重合体の gutta-percha(C5H6)n 。他にゴム質も含む。
薬理作用 補肝腎・胸筋骨・安胎(流産防止)
降圧作用・鎮静作用
このほか、一定の鎮痛作用がある。
臨床応用
  1. 腰痛に用いる。とくに腎陽虚による腰痛には必ず使用すべきである。
  2. 腎陽虚による妊娠中の下腹部痛・性器出血(流産の前兆)に使用する。杜仲には流産防止作用がある(鎮静作用と関係があると思われる)。
  3. 高血圧症に用いる。腰がだるく痛む・両尺脈弱などの症状をともなう腎虚型のものに適している。ただし、臨床的な降圧作用は十分ではなく、高血圧症の特効薬とは言えない。単独で用いても有効率が低い。杜仲は陽気を補って体を調整する作用が主であるから、肝陽上亢のある高血圧には無効である。
用量 6〜15g。単独で高血圧に使用するときは15〜30g。
生薬画像