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■生薬名・・・・天門冬 てんもんどう |
生薬名 | 天門冬(てんもんどう) | |
基 原 | 神農本草経の上品に収載。ユリ科 Liliaceae 天門冬 Asparagus cochinchinensis (Lour.) Merr. (クサスギカヅラ)の塊状根を乾燥したもの。 | |
性 味 | 味は甘・苦、性は大寒。(帰経:肺・腎経) | |
主成分 | asparagine ・ β-sitosterol ・ 5-methoxymethyl furfural | |
薬理作用 | 滋陰潤燥・清熱化痰 鎮咳・利尿・通便・強壮作用、抗菌作用 |
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臨床応用 | 主として陰虚火旺、とくに虚熱の咳嗽に用いる。
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用量 | 6〜15g | |
使用上の注意 | 脾陽虚による泥状便には使用すべきでない。 | |
生薬画像 |