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生薬名・・・・蒂瀝子 ていれきし

 

生薬名 蒂瀝子(ていれきし)
基 原 アブラナ科 Cruciferae 独行菜 Lepidium apetalum Willd. (ヒメグンバイナズナ)、桿菜 Rorippa montana (Wall.) Small 、蒂瀝 Draba nemorosa L. の成熟種子を乾燥したもの
性 味 味は辛・苦、性は寒。(帰経:肺・膀胱経)
主成分 蒂瀝は sinalbin を含む。桿菜は rorippin を含む。
薬理作用 瀉肺定喘・行水消腫
利尿・強心作用、去痰作用
臨床応用 主として胸腔内の水分の排出(瀉肺)に用いる。中医学の理論によると、肺に水分がつまると呼吸困難・水腫が生じる。現代医学的には、肺や肋膜腔内に多量の分泌物や液体がたまると、心臓・肺の機能に影響がおよんで呼吸促迫・喘息が生じ、ひどいときには心不全による水腫が発生する。このような症状は肺性心・胸水などでよくみられ、蒂瀝子が適している。潤肺とは利尿消腫と去痰平喘作用のことである。
用量 3〜9g
使用上の注意