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| ■生薬名・・・・しゃ虫 |
| 生薬名 | しゃ虫 |
| 基 原 | ゴキブリ科 Blattidae 地鼈 Eupolyphaga sinensis Walk. (シナゴキブリ)の雄の成虫の全体を乾燥したもの。 |
| 性 味 | 味は鹹、性は寒。有毒。(帰経:肝経) |
| 主成分 | 未詳 |
| 薬理作用 | 破血逐お |
| 臨床応用 |
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| 用量 | 煎剤には一般に6〜12g。抗ガンには9〜15g。丸・散剤には1.2〜1.8g。酒に浸けたのち炒製すると効能は強くなる。 |
| 使用上の注意 | しゃ虫と水蛭は、どちらも破血する。しゃ虫には行血・和血の効能もあって薬性も激しくないので、虚証にも使用できる。水蛭は破血するだけで薬性が激しいので、一般に虚弱者には使用しない。 |