Back

Index

 

生薬名・・・・芍薬 しゃくやく

 

生薬名 芍薬(しゃくやく) 別名白芍
基 原 神農本草経の中品に収載。ボタン科 Paeoniaceae 白芍 Paeonia lactiflora Pall. (シャクヤク)の根の外皮を除去し乾燥したもの
性 味 味は酸・苦、性は微寒。 (帰経:肝経)
主成分 paeoniflorin C22H28O11 ・子宮興奮性成分・ benzoic acid ・ β-sitosterol ・ tannin ・精油・脂肪など
薬理作用 補血・緩急止痛
鎮痙・鎮痛作用、鎮静作用、抗菌作用、抗真菌作用
このほか臨床的観察によると止汗・利尿などの作用もある。
臨床応用 主として柔肝止痛・補血・補陰に用いる。
  1. 肝脾不和・肝胃不和など肝気鬱結のために生じた腹痛に用いる。
  2. 下腹部の不快感・疼痛などをともなう月経不順・不正器出血に用いる。
  3. 血虚による四肢の筋肉痙攣に用いる。
  4. 肝陰不足による眩暈・耳鳴りなどに用いる。古人は芍薬は、「養肝陰の主薬である」として眩暈・耳鳴り・目がかすむ・肢体のしびれ・筋肉の痙攣・舌質淡白・脈弦細あるいは弦有力などの肝陰虚の症状(慢性肝炎・貧血・高血圧症・動動脈硬化症などでよくみられる。)に広く使用している。
  5. 発熱性疾患による脱水に使用する。陰虚で汗が多いものにも使用する。
    手足の疼痛、下痢等に用いる。
用量 9〜12g
生薬画像