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生薬名・・・・石菖根 せきしょうこん

 

生薬名 石菖根(せきしょうこん)
基 原 サトイモ科 Araceae 水菖蒲 Acorus calamus L. (ショウブ)、石菖蒲 A. gramineus Soland. (セキショウ)の根茎を乾燥したもの
性 味 味は辛、性は温。(帰経:心・肝経)
主成分 石菖蒲は、 asarone C12H16O3 を主とする精油とフェノール性物質を含む。水菖蒲は、methyl eugenol ・ asaryl aldehyde などを主とする精油を含む。
薬理作用 芳香開竅・逐オ去濁
鎮静作用・健胃作用・鎮痛作用・利尿作用・抗真菌作用
臨床応用
  1. 発熱・意識もうろう状態・意識障害・煩躁・不安・呼吸促進・顔面紅潮・目の充血・頭がふらつく・難聴などの症状がある熱性疾患に用いる。
  2. 妄想型精神分裂症に用いる。
  3. 咽頭炎・声帯浮腫などによる嗄れ声に用いる。
  4. 腹が張って痛む・腹鳴・排ガスなどが多いなどの症状を伴う消化不良症に使用する
  5. 利尿作用があるので、尿路系の結石や炎症に対する方剤に補助的に使用する。
  6. 角膜潰瘍に用いる。
用量 1.5〜7.5g。多量に用いるべきではない。目や咽に用いるときは1.5〜3g、意識障害や煩躁には4.5〜7.5g 大小便を通利するときは9gぐらい必要である。
使用上の注意